阪急京都線平日データイムダイヤ【2022年12月17日改正】

9304F特急大阪梅田

9304F特急大阪梅田

1.概要

阪急京都線データイムダイヤは、特急、準急、普通の3本立てで運転されている。20分サイクルに特急、準急、普通が各2本が運転される。特急と準急は大阪梅田~京都河原町間の運転、普通は大阪梅田~高槻市間と天下茶屋~高槻市間の運転となっている。

阪急京都線データイムダイヤは、2019年1月19日ダイヤ改正で、平日ダイヤに限りダイヤパターンが大きく変わった。従来上り河原町行きは梅田発00分に特急が運転され、02分に準急、05分に普通が運転されるパターンだった。ダイヤ改正により00分の特急は変わらないが、02分に普通が発車し、その後06分に準急が出発するダイヤに変更された。準急は特急の4分前を走り、そのまま高槻市まで逃げ切るダイヤとなった。夕方ラッシュ時以降に運転される準急は通勤特急の4分前を走り、茨木市で通勤特急と連絡しているが、それと似たような形で、高槻市まで逃げ切るダイヤが組まれている。準急は茨木市まで南方、上新庄、南茨木と特急よりも3駅多く停車するため、後追いとなる特急は茨木市までノロノロ運転となるケースが多くなった。下りは特急と準急の緩急接続を茨木市から高槻市に変更して、茨木市で特急、準急と普通が緩急接続するパターンに変更された。高槻市以東では上下とも大きくダイヤは変わっておらず、高槻市以西では大きくダイヤが変わった。上りダイヤでは普通は相川で準急と特急の2本待避を行うようになった。下りダイヤでは、普通は茨木市で特急と準急の連続待避を行うようになり、正雀での2本待避はなくなり、相川で特急待避を行うようになった。

9308F

9308F

2.2022年12月17日改正

ダイヤ改正での運転間隔、停車駅等に変更はない。9300系使用列車の5号車は終日女性専用車だったが、ダイヤ改正で、女性専用車の設定はなくなった。女性専用車の設定は通勤特急のみとなった。

朝夕時間帯に近いところでは通勤特急、快速急行が準特急に置き換えられている。

9302F

9302F

3.特急

特急は大阪梅田~京都河原町間に毎時6本10分毎の運転となっている。特急の停車駅は大阪梅田から十三、淡路、茨木市、高槻市、長岡天神、桂、烏丸。
2019年1月19日改正で、上り特急は茨木市までの所要時間が1分延びたが、京都河原町までは43分の所要時間となった。下り特急は京都河原町~大阪梅田間42分となった。従来は44分だったので2分短縮された。
特急は1997年3月2日ダイヤ改正以前は京阪間ノンストップで、十三、大宮、烏丸のみに停車していた。同改正で高槻市が停車駅に加わり、京阪間ノンストップ運転が終焉を迎えた。その後、2001年3月24日ダイヤ改正で、茨木市、長岡天神、桂が停車駅となり、従来停車駅だった大宮が停車駅から外された。2007年3月17日ダイヤ改正で淡路に停車となり、現在の停車駅となった。
特急は9300系が使用されており、全て8両編成で運転されている。9300系が検査入場などで不足するときには1300系、7300系、8300系のいずれかが運用される。相川~東向日間で115km/h運転を行うため、運用はワンハンドル車に限定されている。

1307FSDGsラッピング車

1307FSDGsラッピング車

4.準急

準急は大阪梅田~京都河原町間に毎時6本10分毎に運転されている。準急の停車駅は大阪梅田から十三、南方、淡路、上新庄、南茨木、茨木市、高槻市以遠の各駅。2019年1月19日改正から上り大阪梅田発時刻が06・16・26・36・46・56分に変更された。従来通り茨木市で普通と緩急接続し、高槻市で特急と緩急接続するダイヤが組まれている。これにより相川で普通を追い抜くようになった。下りは茨木市で特急と緩急接続していたのを高槻市に変更し、茨木市では普通と緩急接続するようになった。茨木市から大阪梅田まで普通の追い抜きはなくなった。このため、大阪梅田~茨木市間の所要時間は、上りの19分に対し、下りは20分かかり、1分遅くなっている。平日ダイヤの準急は大阪梅田~京都河原町間のみの運転で、平日データイムには堺筋準急の運転はない。
準急は7両編成、8両編成が使用されている。最高速度は110km/hで、ワンハンドル車に限定されないため、3300系や5300系も運用されている。9300系以外の車種が幅広く運用される。

3329F普通大阪梅田

3329F普通大阪梅田

5.普通

普通は大阪梅田~高槻市、大阪梅田~北千里、天下茶屋~高槻市の3系統がそれぞれ20分毎に運転されている。2019年1月19日改正で運転系統、本数の変更はなかったが、待避パターンが変わったため、土休日ダイヤとは違うダイヤパターンとなった。
淡路では北千里行きと高槻市行きが相互に連絡しており、大阪梅田発北千里行きと天下茶屋発高槻市行きは同時発車となっている。上りは相川で準急と特急の2本待避を行い、茨木市でも準急と特急の2本待避を行う。下りは茨木市で特急と準急の2本待避を行い、相川で特急待避を行う。
普通は大阪梅田発着の電車が7両編成、8両編成で運転されており、準急と同様に3300系や5300系も含めて9300系以外の車種が幅広く使用されている。堺筋線直通は全て8両編成で運用されており、大阪メトロ66系も阪急車に混じって運用されている。

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