阪急京都本線平日夜間ダイヤ【2022年12月17日改正】

5313F急行京都河原町

1．概要

阪急京都線20時以降の平日夜間ダイヤは、大阪梅田発20時台が20分サイクルの運転で、2022年12月17日ダイヤ改正で、21時以降は12分毎の運転となった。23時台は従来通り15分毎の運転となっているが、ダイヤ改正で、23時15分発以降の快速急行が急行に置き換えられた。0時台は準急1本、普通2本の運転だったが、ダイヤ改正で普通2本の運転となった。

2．2022年12月17日ダイヤ改正

2022年12月17日ダイヤ改正で、平日夜間ダイヤでは以下の変更が行われた。

1．快速急行を準特急に置き換え。20時台から大阪梅田発23時00分まで運転。

2．快速は準急に置き換え、20時台は準急が10分毎の運転となった。

3．21時以降の運転間隔が10分から12分に拡大した。

4．21時台は準特急、普通は12分毎の運転となったが、準急は2本のみの運転となった。

5．22時台は準特急と普通が12分毎に運転されるダイヤになった。

6．23時台は快速急行から置き換わった急行が15分毎に運転されるようになった（23時00分のみ準特急で運転）。

7．大阪梅田発0時00分の準急桂行きは普通高槻市行きに置き換わった。

8．大阪梅田発0時10分の普通高槻市行きは普通正雀行きとなり、0時25分発の普通正雀行きは廃止された。

9307F準特急京都河原町

3．20時台ダイヤ

大阪梅田発20時台は20分サイクルに準特急2本、準急2本、普通2本が運転されている。20時台最後のサイクルでは準急の運転がなくなり、代わりに普通が運転されている。準特急、準急は大阪梅田～京都河原町間に10分毎の運転となっている。準特急はダイヤ改正で通勤特急、快速急行から置き換わった新種別で、快速急行の停車駅を踏襲している。通勤特急も準特急に置き換わったため、淡路停車の列車が増えたので、堺筋線、千里線との連絡が便利になった。
準急は20時03分から10分毎に運転され、43分まで運転されており、53分の運転はない。普通は大阪梅田～高槻市間、大阪梅田～北千里間にそれぞれ20分毎に運転され、大阪梅田発20時45分と52分の普通は京都河原町行きとなっている。堺筋線直通の普通は3本が運転され、2本は高槻市行き、1本は正雀行きとなっている。淡路で北千里行きと連絡している。

1306F準急京都河原町

4．21時台ダイヤ

大阪梅田発21時以降のダイヤはダイヤ改正により20分サイクルから12分サイクルになった。20時台と同様に通勤特急、快速急行が準特急に置き換わったため、準特急は12分毎に運転されている。準急は運転本数が減少し2本のみの運転となった。21時台は準特急5本、準急2本、普通7本の運転となった。普通は準急の本数が減るため京都河原町行きが4本運転されている。その他茨木市行き、北千里行き、正雀行きが各1本運転となっている。堺筋線直通の普通は3本が運転され、京都河原町行きが1本、正雀行きが2本運転されている。

8333F普通京都河原町

5．22時台ダイヤ

大阪梅田発22時台のダイヤは21時台と同様に12分サイクルとなっている。準特急5本、普通5本が運転されている。この時間帯の準特急は3扉ロングシート車での運転が多くなっている。9300系への有料座席車連結を視野に入れた運用変更とみられ、京阪同様深夜時間帯の有料座席車の運行は少なくなるものと思われる。
普通は準急の運転がなくなるため、大阪梅田発の列車は京都河原町行きが主体となっている。京都河原町行きが3本、桂行きが1本、北千里行きが1本運転されている。

8330F急行京都河原町

6．23時台ダイヤ

23時台はダイヤ改正前と同様に15分毎の運転となる。改正前に運転されていた快速急行は、大阪梅田発23時00分1本が準特急に置き換えられ、23時15分以降の3本は急行に置き換えられた。23時台は準特急1本、急行3本、普通5本が運転されている。準特急と急行は大阪梅田～京都河原町間の運転で、普通は桂行き3本、高槻市行き2本が運転されている。
急行の停車駅は十三、南方、淡路、上新庄、南茨木、茨木市、高槻市、長岡天神、桂以遠の各駅となっている。ダイヤ改正前に運転されていた快速に西京極を加えた停車駅となっている。桂以遠各駅に停車するので、桂～京都河原町間の普通が削減された。

7327F普通桂

7．0時台ダイヤ

阪急京都本線平日夜間ダイヤは、20時台から21時台までが20分サイクル、22時台は10分サイクル、23時台は15分サイクルで運転されている。20時台は、大阪梅田発20時00分のスジは夕方ラッシュ時ダイヤを継続しており、通勤特急の後を快速が走るダイヤになっている。20時20分のスジから夜間ダイヤに移行し、快速に代わって準急が運転される。20時台、21時台は20分サイクルに通勤特急、快速急行、準急が各1本の運転で、これに加えて京都河原町行き普通、高槻市行き普通、北千里行き普通、天下茶屋発高槻市行き普通が各1本運転されている。高槻市行きは時間帯によって茨木市行きや正雀行きになる。