【関西各駅探訪第972回】JR山陰本線居組駅

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【かつては団体列車などが当駅で折り返し留置されていた】

JR山陰本線居組駅は兵庫県美方郡新温泉町にある。山陰本線で兵庫県最西端の駅でかつては駅構内が広く取られており、北近畿地区に乗り入れた団体列車の折り返しなどに使用されていた。列車は毎時1本の運転が基本だが、一部時間帯は2時間開くところもあり、過疎ダイヤに近い。

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駅構内はかつては2面3線で、行き違いと追い抜きや折り返しができる構造だったが、現在は棒線化されている。豊岡方には保線基地があり、保線車両が留置されている。

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ホーム有効長は現在の停車列車は4両編成が最大だが、それよりもかなり長く取られている。

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駅舎は2019年に簡素なものに建て替えられたが、以前は木造駅舎で、待合室などもあった。

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無人化されており、自動改札機や自動券売機などはない。

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駅は少し高台にあるため、集落へは坂を下りてアクセスすることになり、駅周辺は秘境駅の様相もあり、鉄道ファンの人気があった。

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旧駅舎時代には旅ノートが置かれていた。

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豊岡方では線路が振られており、かつて2面3線だったことがわかる。

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鳥取方にはトンネルがあり、列車はトンネルを抜けるとすぐ居組駅に入る。

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旧ホームの痕跡もまだまだ分かりやすく残っている居組駅。

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