【関西各駅探訪第928回】近鉄吉野線葛駅

【吉野葛で有名な葛の老舗の本社がある】

近鉄吉野線葛駅は奈良県御所市にある。各駅に停まる急行が停車する。高取町との境界部に駅があり、駅東側は高取町となっている。電車はデータイムに急行が毎時2本30分毎の運転。平日朝ラッシュ時上り橿原神宮前方面行きは6時台に急行3本、普通2本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り吉野方面行きは19時台に急行2本、普通2本が運転されている。葛駅は1923年12月5日に吉野鉄道の駅として開業した。1929年8月1日に大阪電気軌道に合併され、同社吉野線の駅となった。1941年3月15日に参宮急行電鉄との合併により、関西急行鉄道の駅となった。1944年6月1日には南海鉄道との合併により近畿日本鉄道の駅となった。2011年10月1日には無人化された。

駅構内はホーム1面1線で、ホーム有効長は21m級車両4両分となっている。

改札は無人化されており、ICカードリーダーが設置されている。自動券売機、自動精算機が設置されている。インターホンが設置されており、主要駅の駅員と通話できる。

出口は1ヶ所で、駅西側に出られる。

駅周辺には民家が建ち並んでいるが、昔ながらのよろず屋と呼ばれる商店があるだけでバス路線の乗り入れなどはない。

乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2016年度 200 125 76 62.3%
2006年度 350 243 107 69.4%
対06年度比 57.2% 51.3% 70.6%

葛駅の2016年度1日あたりの乗車人員は200人で、うち定期利用者は125人となっている。定期比率は62.3%で、定期利用者は6割強となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で42.8%減で、定期利用者は48.7%減、定期外利用者は29.4%減となっている。

  

鉄道コム

タイトルとURLをコピーしました