【イルミネーションで有名ななばなの里への玄関口】
近鉄名古屋線長島駅は三重県桑名市にある。準急停車駅で、なばなの里イルミネーション開催時期には夕方に急行が臨時停車する。昼間時は準急2本、普通1本の運転で、準急は蟹江まで各駅に停まる。優等列車待避の関係で電車は等間隔にはなっていない。平日朝ラッシュ時上りは7時台に準急5本、普通2本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下りは18時台、19時台ともに準急が4本運転されている。
近鉄長島駅は1938年6月26日に関西急行電鉄桑名〜関急名古屋間開通とともに関急長島駅として開業した。1940年1月1日に会社合併により、参宮急行電鉄の駅となり、参急長島駅に改称された。1941年3月15日に大阪電気軌道が参宮急行電鉄を合併し、関西急行鉄道の駅となった。これにより再び駅名が関急長島駅となった。1944年6月1日には関西急行鉄道と南海鉄道の合併により、近畿日本鉄道が発足。当駅も近畿日本長島駅に改称された。1970年3月1日に近鉄長島駅に改称された。2007年4月1日からICカード利用が可能になった。
駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は21m級車両6両分ある。
上下ホーム間には構内踏切が設置されている。
改札は1ヶ所で、有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機、自動精算機が設置されている。
出口は1ヶ所で、南側にのみ出られる。
駅前にはロータリーが整備され、桑名市のコミュニティバスが乗り入れている。
なばなの里のウィンターイルミネーション開催時期には三重交通の路線バスがなばなの里まで運行されている。
駅の北側へは踏切を渡ってのアクセスとなる。北側にはJR関西本線の長島駅があり、競合関係にある。
近鉄長島 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2016年度 | 1,672 | 1,078 | 594 | 64.5% |
2006年度 | 1,716 | 1,247 | 469 | 72.7% |
対06年度比 | 97.5% | 86.5% | 126.7% |
近鉄長島駅の2016年度1日あたりの乗車人員は1,672人で、うち定期利用者は1,078人となっている。定期比率は64.5%で、定期利用者が7割近くを占めている。10年前の2006年度と比較すると全体で2.5%減、定期利用者は13.5%減、定期外利用者は26.7%増となっている。