【関西各駅探訪第918回】南海高野線萩原天神駅

萩原天神

 【菅原道真公を祀る萩原天神への最寄駅】

南海高野線萩原天神駅は大阪府堺市東区にある。準急以下が停車する駅で、準急は平日朝ラッシュ時上りに運転されているだけで、実質的には各停しか停まらない駅である。菅原道真公を祀る萩原天神への最寄駅で、駅の西側にある。データイムは各停が毎時4本に運転されている。待避の都合などで等間隔にはなっていない。平日朝ラッシュ時上り7時台には準急2本、各停5本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り19時台には各停が毎時6本運転されている。
萩原天神駅は1912年10月10日に高野登山鉄道西村〜狭山間に新設された。1915年4月30日には会社変更により大阪高野鉄道の駅となった。1922年9月6日には会社合併により南海鉄道の駅となった。1944年6月1日には戦時統合により近畿日本鉄道の駅となった。1947年6月1日に会社分離により南海電気鉄道の駅となった。

萩原天神

駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は下り1番線は21m級車両6両分、上り2番線は21m級車両8両分ある。

萩原天神

駅舎は下りホーム側にあり、上下ホーム間には陸橋が設置されており、エレベーターも設置されている。

萩原天神

ホームから改札へはスロープも設置されバリアフリーに対応している。

萩原天神

改札は1ヶ所で無人化されている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機、自動精算機が設置されている。

萩原天神

出口も1ヶ所で駅東側に出られる。駅周辺は住宅地になっており、周辺の道路は狭い。

萩原天神

萩原天神は駅の西側にあるため、踏切を渡らなければならない。

萩原天神駅の2017年度1日あたりの乗車人員は3,798人で、うち定期利用者は2,587人となっている。定期比率は68.1％で、7割近くが定期利用者となっている。10年前の2007年度と比較すると全体で2.5%減、定期利用者は4.1%増、定期外利用者は14.1%減となっている。