【関西各駅探訪第885回】阪神なんば線西九条駅

西九条

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【ミナミからUSJへ向かう重要な結節点となった】

阪神なんば線西九条駅は大阪市此花区にある。JR 大阪環状線、JR ゆめ咲線と連絡している。快速急行停車駅で、快速急行は大阪難波から西九条まで各駅に停まり、西九条を出ると尼崎まで停まらない。ゆめ咲線と連絡しており、なんば線開業により、ミナミや神戸方面からユニタバーサルスタジオジャパンへ向かう人で、乗り換えの需要が増えた。データイムは快速急行が毎時3本、各駅に停まる区間準急と普通が毎時6本運転されている。平日朝ラッシュ時は大阪難波方面8時台に快速急行が5本、普通が5本運転されている。平日夕方ラッシュ時尼崎方面18時台には快速急行3本、普通6本が運転されている。西九条駅は1964年5月21日に伝法線千鳥橋〜当駅間の延伸により開業した。路線名も伝法線から西大阪線に変更された。2009年3月20日に当駅から大阪難波までの間が開業し、路線名も阪神なんば線に改称された。

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駅構内は対向式ホーム2面2線の高架駅で、快速急行停車駅のため、ホーム有効長は21m級車両10両分ある。

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高架の大阪環状線を跨ぐためさらに一段高い高架になっている。

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ホーム階から改札がある地上2階コンコースへはエレベーター、エスカレーターが設置されている。

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エスカレーターは上下設置されており、ホームが高いところにあるため、かなり長いエスカレーターになっている。

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改札は2ヶ所ある。西改札がメインで、西大阪線開業時からある。有人改札で、ICカード対応の自動改札機と自動券売機、自動精算機が設置されている。

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JR大阪環状線、ゆめ咲線への乗り換えは西改札が便利で、連絡通路を介してJR の改札に行ける。

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阪神とJRの改札は同一レベルにないため、短いエレベーターも設置されてバリアフリーに対応している。

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東改札はなんば線開業時に設置された。有人改札で、ICカード対応の自動改札機と自動券売機、自動精算機が設置されている。

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出口は3ヶ所で、西改札に1ヶ所、東改札に2ヶ所ある。西口は南側にのみ出られる。

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駅前には大阪シティバスのバス停があり、タクシーも常駐している。

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東改札側は南北に出口があり、南側は安治川トンネルに近い。

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北側は駐輪場があり、店舗と住宅が混在した地域になっている。

西九条 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2017年度 16,513 8,298 8,215 50.3%
2007年度 9,941 5,838 4,103 58.7%
対07年度比 166.1% 142.1% 200.2%  

西九条駅の2017年度1日あたりの乗車人員は16,513人で、うち定期利用者は8,298人となっている。定期比率は50.3%で、定期利用者が半数を占めている。10年前の2007年度と比較すると全体で66.1%増、定期利用者は42.1%増、定期外利用者は100.2%増で、2009年度の阪神なんば線開業により利用者が倍増近くになっている。

  

鉄道コム

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