【駅周辺には臨港の工業地帯が広がる】
大阪メトロ南港ポートタウン線南港東駅は大阪市住之江区にある。住之江公園から住之江通りを真っすぐ西に進み、阪神高速湾岸線に突き当たる手前に駅がある。駅周辺は倉庫が建ち並んでおり、住宅地は少ない。データタイムは毎時10本6分毎の運転。平日朝ラッシュ時下り住之江公園方面行きは8時台に24本が運転されている。平日夕方ラッシュ時上りコスモスクエア方面行きは18時台に16本が運転されている。南港東駅は1981年3月16日にニュートラム開通とともに開業した。
駅構内は高架ホーム1面2線で、全面ガラス張りのホームドアが設置されている。住之江公園方には非常用の渡り線がある。
ホーム有効長は8m級車両6両分ある。電車は4両編成で運転されているため、ドアが開閉できるのは4両分となっており、6両に増結するにはホームドアの改良が必要である。
改札は1ヵ所で、地上2階部にある。ホームは地上3階部にあり、改札があるコンコースからホームへはエレベータ、エスカレータが設置されている。
改札は有人改札で、ICカード対応の自動改札機と自動券売機、自動精算機が設置されている。
出口は2ヶ所で南北に出られる。住之江通の北側が1号出口で、駅の目の前は倉庫街となっている。
2号出口は住之江通の南側にあり、スーパーイズミヤなどがある。
南港東 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 2,181 | 778 | 1,403 | 35.7% |
2002年度 | 1,075 | 613 | 462 | 57.0% |
対02年度比 | 202.9% | 126.9% | 303.7% |
南港東駅の2017年度1日あたりの乗車人員は2,181人で、うち的利用者は778人となっている。定期比率は35.7%で、定期利用者は少ない。2002年度と比較すると全体で102.9%増、定期利用者は26.9%増、定期外利用者は203.7%増となっており、利用者は少ないながら倍以上増加している。