【豊岡市の象徴コウノトリが舞う里】
京都丹後鉄道宮豊線コウノトリの郷駅は兵庫県豊岡市にある。普通のみが停車する駅で元は但馬三江という駅名だった。列車は朝夕も含めて終日概ね毎時1本の運転となっている。コウノトリの郷駅は1929年12 月15日に峰豊線豊岡〜久美浜間開通とともに但馬三江駅として開業した。1932年8月10日に峰豊線が宮津線となり同線の駅となった。JR発足後、1990年4月1日に第三セクター転換により北近畿タンゴ鉄道の駅となった。2009年5月10日にコウノトリの郷の愛称が付けられた。2015年4月1日に経営移管により京都丹後鉄道が発足し、同時に駅名をコウノトリの郷駅に改称した。
駅構内はホーム1面1線で、かつては行き違い設備があったため、1面2線だった時代の名残がある。
ホーム有効長は2両分以上あり、停車列車よりも長く取られている。
ホームには円山川鉄橋で使われていた橋脚やレールのモニュメントがある。
改札は1ヶ所で無人化されている。車内にて精算するため、自動券売機などの設置はない。
駅舎には駅そばぽっぽやが併設されている。
出口も1ヶ所で北側に出られる。
駅前は広く車の乗り入れも可能である。コウノトリの郷公園は駅から徒歩30分ほど離れており、歩いて行くのは厳しい。
コウノトリの郷駅らしくコウノトリ支援自動販売機が設置されている。この自動販売機は豊岡駅などでも見られる。