【朝夕ラッシュ時には直通特急も停車する】
山陽電鉄本線滝の茶屋駅は、神戸市垂水区にある。丘陵地に駅があり、その下をJR神戸線と国道2号線が走り、その南側には明石海峡が広がっている。ホームからは淡路島や関西空港、紀伊山地などを望むことができ、天気が良ければ四国まで見通すことができる。朝夕の時間帯には直通特急が停車する。
昼間時は普通のみが停車し、毎時4本15分毎に運転されている。平日朝ラッシュ時上り7時台は直通特急5本、S特急3本、普通6本が運転されている。8時台には直通特急5本、S特急2本、普通5本が運転されている。上り直通特急は5時37分から9時25分までの列車が停車する。平日夕方ラッシュ時は18時台に直通特急5本、普通5本が運転されている。下り直通特急は16時37分から23時52分までの列車が停車する。
滝の茶屋駅は1917年4月12日に兵庫電気軌道の駅として開業した。1927年4月1日に宇治川電気に合併され、同社の駅となり、1933年6月6日に山陽電気鉄道の駅となった。1987年12月13日のダイヤ改正で、通勤特急(後のS特急)停車駅となった。2001年3月10日ダイヤ改正で、朝夕の直通特急が停車するようになった。
駅構内は対向式ホーム2面2線で、直通特急停車駅のため、ホーム有効長は18m級車両6両分ある。
改札は橋上にあり、ホームから改札へはエレベーターが設置され、バリアフリーに対応している。
改札は1ヶ所で、無人化されており、ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。
出口は1ヶ所で、北側にのみ出られる。駅前の道路は狭くバスなどの乗り入れはない。
駅周辺には店舗もあり、滝の茶屋商店街があるが、基本的には住宅街になっており、丘陵地の北側には沢山の住宅が並んでいる。
上りホームには地元中学生が描いた壁画がある。
滝の茶屋 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2016年度 | 2,719 | 1,519 | 1,199 | 55.9% |
2006年度 | 3,011 | 1,647 | 1,364 | 54.7% |
対06年度比 | 90.3% | 92.3% | 87.9% |
滝の茶屋駅の2016年度1日あたりの乗車人員は2,719人で、うち定期利用者は1,519人となっている。定期比率は55.9%で、定期利用者は6割を切っている。山陽電鉄本線内では全体で43駅中13位の乗車人員となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で9.7%減、定期利用者は7.7%減、定期外利用者は12.1%減となっている。