【関西各駅探訪第1483回】大阪モノレール万博記念公園駅

万博記念公園

万博記念公園

【万博公園への最寄にとどまらず大阪モノレールの中枢となる駅】

大阪モノレール万博記念公園駅は大阪府吹田市にある。1970年に開催された大阪万博の跡地にある万博記念公園への最寄駅で、開業当初は遊園地のエキスポランドへの最寄駅にもなっていた。現在はEXPO CITYや吹田スタジアムへの最寄駅になっており、集客力のある施設への最寄駅となっている。彩都線を分岐しており、千里中央方には車庫もあり、運転上の拠点にもなっている。電車は本線がデータイムに毎時6本10分毎の運転で、彩都線はデータイムは毎時3本20分毎の運転となっている。平日朝ラッシュ時には本線が7時台に12本の運転で、うち4本は彩都線から千里中央までの直通となっている。彩都線は7時台に8本が運転されている。平日夕方ラッシュ時18時台には12本が運転されており、うち6本は彩都線から千里中央への直通電車となっている。

万博記念公園

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万博記念公園駅は1990年(平成2年)6月1日に大阪モノレール本線千里中央~南茨木間開通とともに開業した。1998年(平成10年)10月1日に国際文化公園都市モノレール線(現在の彩都線)当駅~阪大病院前間が開業した。

万博記念公園

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駅構内は高架ホーム2面3線で、彩都線ホームが真ん中の中線になっており、両側をホームで挟む形になっている。

万博記念公園

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ホーム有効長は6両分あるが、乗降できるのは4両分で、両端は柵が設置されている。

万博記念公園

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2番線に入る彩都線電車は両側のドアを開いて本線上下電車からの乗り換えに対応している。

万博記念公園

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ホームから改札があるコンコースへは上下エスカレータが設置されている。

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ホームからコンコースへはエレベータも設置されている。

万博記念公園

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橋上駅舎はホーム全体を覆うように設置されており、コンコースはかなり広い。

万博記念公園

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コンコースにはモノレール各駅と同様にモノレール美術館やモノドリンクなどの他にイベント広場なども設置されている。

万博記念公園

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コンコースには万博記念公園の太陽の塔に因んで太陽の駅の愛称が付けられている。

万博記念公園

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改札は1ヵ所で橋上駅舎になっており、有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。

万博記念公園

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自動券売機の他に臨時切符売り場も設置されており多客に備えられている。

万博記念公園

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出口は2ヵ所で駅南側に出られる。駅南側には万博記念公園の広大な駐車場がある。

万博記念公園

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西側はペデストリアンデッキで山田東方面へと繋がっており、ABCハウジングなどがある。

万博記念公園

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東側にはエキスポランド跡地にできたニフレルなどがあるエキスポシティがある。北側には万博記念公園の中央ゲートがある。エキスポシティの南東側にはガンバ大阪の本拠地パナソニックスタジアム吹田がある。

万博記念公園

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東側はスロープになっており、ニフレル方面へと下っていける。

万博記念公園

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東口では大阪モノレールの定番撮影地と言える太陽の塔をバックにした画が撮れる。

万博記念公園

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駅の西側には車庫が設置されている。

万博記念公園 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2018年度 10,523 1,932 8,591 18.4%
2008年度 3,163 587 2,576 18.6%
対08年度比 332.7% 329.1% 333.5%  

万博記念公園駅の2018年度1日あたりの乗車人員は10,523人で、うち定期利用者は1,932人となっている。定期比率は18.4%で、定期利用者は2割弱となっており、大半が定期外利用者となっている。10年前の2008年度と比較すると全体で232.7%増、定期利用者は229.1%増、定期外利用者は233.5%増となっており、大幅に増加している。

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