【関西各駅探訪第1171回】近鉄湯の山線伊勢松本駅

伊勢松本

【四日市市郊外の松本街道沿いにある】

近鉄湯の山線伊勢松本駅は三重県四日市市にある。駅の南側を松本街道が走っており、街道沿いには店舗が見られるが、駅周辺は住宅地で商業施設は少ない。電車はデータイム毎時2本の運転で、平日朝ラッシュ時7時台には4本が運転されている。平日夕方ラッシュ時18時台には3本、19時台には4本が運転されている。伊勢松本駅は1913年9月24日に四日市鉄道諏訪〜川島村間開通とともに松本村駅として開業した。1926年1月1日に伊勢松本に改称された。1931年3月1日に会社合併により三重鉄道の駅となった。1944年2月11日に会社合併により三重交通の駅となった。1964年2月1日三重交通の鉄道事業が分離され、三重電気鉄道の駅となった。同年3月1日に762mmのナローゲージから1435mmの標準軌に改軌され、架線電圧も直流1500Vに昇圧された。1965年4月1日に会社合併により、近畿日本鉄道の駅となった。2007年4月1日からICカードの利用が可能になった。2012年10月に自動改札機が導入され、無人化された。

伊勢松本

駅構内はホーム1面2線の交換駅で、ホーム有効長は21m級車両3両分ある。

伊勢松本

湯の山温泉方に改札があり、ホームから改札へは下り線を構内踏切で渡らなければならない。

伊勢松本

改札は1ヶ所で無人化されている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。

伊勢松本

出口は1ヶ所で、駅南側に出られる。

伊勢松本

駅前には駐輪場が整備されているが、駅周辺の道路は狭くロータリーはなく、バス路線の乗り入れはない。

伊勢松本駅の2017年度1日あたりの乗車人員は1,539人で、うち定期利用者は1,092人となっている。定期比率は71.0%で、定期利用者は70%を超えている。10年前の2007年度と比較すると全体で1.1%増、定期利用者は2.1%減、定期外利用者は10.1%増となっている。