【関西各駅探訪第1456回】JRゆめ咲線安治川口駅

安治川口

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【SRCやスーパーグリーンシャトルも発着することで有名】

JRゆめ咲線安治川口駅は大阪市此花区にある。かつては桜島線唯一の中間駅だったが、ユニバーサルスタジオジャパンが開業してユニバーサルシティ駅が開業したことにより唯一の中間駅ではなくなった。貨物駅を併設しており、スーパーレールカーゴやスーパーグリーンシャトルライナーなど愛称が付けられた貨物列車の発着駅として鉄道ファンにはよく知られた駅である。電車はデータイムに毎時4本の運転で、線内折り返し運転が基本となっている。平日朝ラッシュ時7時台には8本が運転されている。平日夕方ラッシュ時18時台にも8本が運転されている。周辺には住宅地というより工場地帯になっているため、沿線へ通勤する需要も少なくない。

安治川口

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安治川口駅は1898年(明治31年)4月5日に西成鉄道が大阪~安治川口間で開通と同時に開業した。1905年(明治38年)4月1日 に西成鉄道が天保山(桜島駅の前身)まで延伸され。途中駅となった。1906年(明治39年)12月1日に西成鉄道が国有化された。1909年(明治42年)10月12日に線路名称が制定され、西成線の駅となった。1940年(昭和15年)1月29日に駅構内でガソリンカーの脱線転覆火災事故が発生した。1943年(昭和18年)11月21日に大阪北港への貨物支線が開業した。1961年(昭和36年)4月25日に大阪環状線全線開業に伴う線路名称改定により、桜島線の駅となった。1982年(昭和57年)11月15日ダイヤ改正で、大阪北港への貨物支線が廃止された。1987年(昭和62年)4月1日に国鉄分割民営化に伴い、JR西日本・JR貨物の駅となった。1999年(平成11年)11月27日に橋上駅舎化された。2001年(平成13年)5月7日に貨物駅が着発線荷役方式(E&S方式)を導入した。2003年(平成15年)11月1日にICOCAなどICカードの利用が可能となった。2004年(平成16年)3月13日ダイヤ改正でM250系貨物電車によるスーパーレールカーゴの営業運転が開始された。2015年(平成27年)3月8日にみどりの窓口の営業が終了し、翌日からみどりの券売機プラスが稼働した。

安治川口

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駅構内は地上ホーム1面2線で、ホーム有効長は20m級車両8両分ある。

安治川口

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ホームから改札がある橋上駅舎へはエレベータが設置されている。

安治川口

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改札は1ヶ所で有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。

安治川口

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出口は1ヶ所で駅北側に出られる。駅前には新大阪郵便局があり、西側には大阪シティバスのバス停もある。

安治川口

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南側には安治川口の貨物駅が広がっており、隣のユニバーサルシティ駅の手前まで側線が延びており、昼間にはスーパーレールカーゴが休む姿も多く並ぶコンテナの垣間に見える。

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