【山陽電車と熾烈な競合を演じる須磨区北部の中心駅】
神戸市営地下鉄西神線板宿駅は神戸市須磨区にある。山陽電鉄本線板宿駅と連絡しており、連絡機能はもちろんのこと、競合関係にもある。双方の駅にはお得な切符などの宣伝があり、利用者に安さや利便性をアピールしている。電車はデータイムに8本が運転。平日朝ラッシュ時三宮方面行き7時台に16本、8時台に17本が運転されている。平日夕方ラッシュ時西神中央方面行き18時台には11本が運転されている。板宿駅は1977年3月13日に西神線新長田~名谷間開通とともに開業した。1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災により営業を休止。翌18日に当駅から西神中央までの復旧とともに営業を再開した。2月16日には当駅から東側の全区間の運転を再開した。2011年4月に駅名標下広告として滝川中学校高等学校前が掲出された。
駅構内は地下ホーム1面2線で、ホーム有効長は18m級車両6両分ある。
改札がある地下1階コンコースへはエレベータ、エスカレータが設置されている。
改札は2ヶ所あり、南北にある。北改札は有人改札でICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。
北改札が山陽電車板宿駅と隣接しており、地下連絡道で繋がっている。
南改札も有人改札で、ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。
出口は北改札に2ヶ所、南改札に4ヵ所ある。この他、山陽電鉄板宿駅と共用の出口が北側に2ヶ所ある。
北出口1はエレベータが併設されている。
北出口2は西側にあり、出口周辺は駅前の商店街になっている。
南出口は板宿本通の南側にあり、南出口1と2は東側にある。
南出口3と4は板宿本通りの西側にある。周辺は商店街と商業施設が建ち並んでいる。
板宿 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2018年度 | 13,068 | 7,192 | 5,877 | 55.0% |
2008年度 | 13,730 | 6,844 | 6,885 | 49.9% |
対08年度比 | 95.2% | 105.1% | 85.4% |
板宿駅の2018年度1日あたりの乗車人員は13,068人で、定期利用者は7,192人となっている。定期比率は55.0%となっており、6割を切っている。10年前の2008年度と比較すると全体で4.8%減、定期利用者は5.1%増、定期外利用者は14.5%減となっている。