【近鉄大阪線秘境駅群の玄関口】
近鉄大阪線伊賀上津駅は三重県伊賀市にある。青山町から1駅伊勢中川駅寄りにあり、急行以下の電車が停車する。電車はデータイムに急行1本、普通1本が運転されている。等間隔にはなっていない。平日朝ラッシュ時6時台には急行2本、普通1本が運転されている。平日夕方ラッシュ時18時台には急行1本、普通1本が運転されている。
伊賀上津駅は1930年12月20日に参宮急行電鉄阿保(現在の青山町)~佐田(現在の榊原温泉口)間開通とともに参急上津駅として開業した。1941年3月15日に関西急行鉄道の駅となり、伊賀上津に改称された。1944年6月1日に会社合併により近畿日本鉄道の駅となった。1960年12月27日に阿保(現在の青山町)から当駅までの間が複線化された。1973年12月10日に当駅から三軒屋信号所までが複線化された。2007年4月1日からPITAPAなどのICカードの使用が可能になった。2012年3月20日ダイヤ変更で快速急行が通過となった。2013年12月21日に無人化された。
駅構内は地上ホーム2面2線で、ホーム有効長は21m級車両6両分ある。
出口は1ヶ所で上りホーム側にある。下りホームからは構内踏切でアクセスする。
改札は無人化されており、ICカードリーダーが設置されている。
出口は1ヶ所で駅南側に出られる。駅前には駐輪場と駐車場があるが、商店などはなく、県道2号線が走っているだけである。
伊賀上津 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2018年度 | 94 | 59 | 35 | 62.4% |
2008年度 | 176 | 146 | 31 | 82.7% |
対08年度比 | 53.4% | 40.3% | 115.9% |
伊賀上津駅の2018年度1日あたりの乗車人員は94人で、うち定期利用者は59人となっている。定期比率は62.4%で、定期利用者が6割強となっている。10年前の2008年度と比較すると全体で46.6%減、定期利用者は59.7%減、定期外利用者は15.9%増となっており、定期利用者の落ち込みが大きく、定期外利用者は増えているが、全般的に利用者は減少している。