【関西各駅探訪第1102回】近鉄京都線平城駅

平城

【奈良競輪への最寄駅。多客時には急行も臨停】

近鉄京都線平城駅は奈良県奈良市にある。JR大和路線の平城山は”ならやま”と読むが、当駅は”へいじょう”と読む。大和西大寺から1駅目にあり、通常時には普通のみが停車する。近くに奈良競輪場があり、レース開催時には急行が臨時停車することもある。電車はデータイムに普通が3本運転されている。平日朝ラッシュ時上り京都方面行き7時台には普通が7本運転されている。平日夕方ラッシュ時下り18時台には4本が運転されている。

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平城駅は1928年11月3日に奈良電気鉄道桃山御陵前から西大寺間延伸とともに開業した。1963年10月1日に会社合併により近畿日本鉄道の駅となった。

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駅構内はホーム2面2線で、ホーム有効長は21m級車両6両分ある。普通の最大編成両数は4両だが、急行の臨時停車に備えて6両編成まで停車可能となっている。

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改札は地下にあり、ホームから改札へは階段でアクセスする。

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エレベーターの設置はなく、車椅子用のスロープがある専用出口がある。

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改札は1ヶ所で有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。

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有人改札だが、特急券や定期券の販売は行われていない。

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出口は2ヶ所あり、南北に出られる。北口周辺は狭く、西側に駐輪場がある。

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駅周辺は民家が建ち並んでおり、周辺の道路は狭い。奈良競輪場へは北口から徒歩で12分ほどかかる。

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南口がメインで、駅周辺には商店などもある。駅周辺へのバス路線の乗り入れはない。

平城駅の2016年度1日あたりの乗車人員は1,638人で、うち定期利用者は1,153人となっている。定期比率は70.4％で、定期利用者が7割を超えている。10年前の2006年度と比較すると全体で1.3%減、定期利用者は0.9%増、定期外利用者は6.1%減となっており、定期外利用者が減少している。