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阪急京都線のデータイムダイヤは2013年12月21日ダイヤ改正後も従来通り20分サイクルが維持されている。20分サイクルに特急、準急が各2本、普通が梅田発高槻市行きと天下茶屋発高槻市行きが各1本の運転となっている。運転形態は07年3月17日改正ダイヤを継続している。10年3月14日の改正ではATS改良が行われたため、特急が相川～東向日間で最高速度
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115km/h運転を開始し、準急、普通も駅進入時の速度向上などが行われている。摂津市駅が開業したため、速度向上などはそちらにスポイルされる形になっており、神戸線の時のような飛躍的なスピードアップは実現していない。13年12月21日ダイヤ改正で長岡天神〜大山崎間に西山天王山駅が開業した。ここ数年で2駅も増えたため、速度向上によるスピードアップ、ATS改良効果はそちらにスポイルされている。
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特急は梅田～河原町間10分毎の運転で、先述したとおり相川～東向日間で115km/h運転を行う。ほとんどの列車が9300系で運転されており、9300系以外では8300系．7300系のワンハンドル車による運用となっている。ATS改良、115km/h運転などにより下り特急の河原町～梅田間の所要時分が44分から43分に短縮されている。上りは2013年12月21日ダイヤ改正以前は42分で走る列車もあったが、改正後は43分の運転となっている。この若干の所要時分増は西山天王山駅開業の影響と思われる。
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特急の停車駅は従来と変わらず、梅田から十三、淡路、茨木市、高槻市、長岡天神、桂、烏丸となっている。上りは茨木市で普通、高槻市と桂で準急と緩急接続を行い、相川で普通を追い抜いている。下りは桂と茨木市で準急と緩急接続を行い、正雀で普通の追い抜きを行っている。また、下り特急は淡路で天下茶屋行き普通と連絡を取っている。特急のダイヤは根本的には07年3月17日ダイヤ改正から大きくは変わっていない。変わったのは車両が6300系中心から9300系中心へと変わったのと115km/h運転を開始したことぐらいである。
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準急は梅田～河原町間に10分毎の運転で、こちらも特急と同じく07年3月ダイヤ以降大きく変わっていない。準急は最高速度は110km/hのままで車両運用に制約はない。10年3月14日ダイヤ改正では梅田での発着号線が2号線から3号線へと移設された。準急は上りが相川、下りが正雀で普通を追い抜く。上りは茨木市でも普通を追い抜き、緩急接続しているが、後続の特急も同駅で普通を追い抜く2本待避のため、あまり意味がある緩急接続とは言えない。上りは高槻市、桂、下りは茨木市、桂で特急と緩急接続を行っている。準急は大阪方では南方、上新庄、南茨木の各駅をフォローする役割を担っており、高槻市以東では普通の役割を担っ
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ている。高槻市以西の準急としての役割については普通でも十分担えるような気もする。現状では準急、普通ともに空いており、中途半端な印象が強い。以前の急行は特急をフォローする列車として位置づけられていたため、混み具合などは特急と比べられることが多かったが、準急は特急に比べて停車駅が多過ぎるため比較対象にはならない。準急は特急をフォローする優等と言うよりも普通を速達化するための隔駅停車の様相が強いように思う。そういった意味では利用の少ない昼間に関しては準急を運転する必要はないように思う。準急がなければ普通ももう少し速くなるし、ダイヤの組み方によっては茨木市まで待避なしで運転できるはずだ。梅田始発の河原町行き普通を10分毎に運転して、20分毎に堺筋直通の普通を運転するパターンでデータイムダイヤは十分対応できるものと思われる。
普通高槻市
普通は梅田～高槻市間、梅田～北千里間、天下茶屋～高槻市間の各系統がそれぞれ20分毎に運転されている。千里普通と堺筋普通は淡路で相互接続を行っている。上りは相川で特急待避、茨木市で準急と特急の2本待避を行っている。下りは正雀で特急と準急の2本待避を行い、天下茶屋行き普通は淡路で特急と連絡している。先にも書いたように本来普通がカバーすべき南方や上新庄を準急がカバーした形になっている為、普通は現状では崇禅寺、相
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川、正雀、摂津市の4駅をカバーするのと茨木市での緩急接続を受けて総持寺、富田をフォローするだけの役割となっている。主たる駅が準急に食われた形になっているため、普通は非常に空いている。先にも書いたように準急は特急をフォローする列車ではなく、普通の速達版である。利用が少ないデータイムに普通と普通と同等の列車を10分サイクルに2本運転する必要はない。堺筋普通と千里普通はなくすわけには行かないので、これらを残して準急と普通は統合した方がよい。
