阪急京都本線ダイヤ改正を考える~平日朝ラッシュ時ダイヤ編~

7300F10連快速急行大阪梅田

7300F10連快速急行大阪梅田

1.阪急京都本線平日朝ラッシュ時ダイヤ【京都河原町~高槻市】

ピーク時間帯の京都河原町発7時台には通勤特急4本、快速急行3本、堺筋準急4本、普通4本が運転されている。1時間あたり15本の運転となっており、16~17分毎の運転となっている。堺筋準急は高槻市まで各駅に停車するため、優等列車と各駅停車の比率は1:1になっている。

この区間でダイヤ変更する余地としては、減便を行うのであれば、運転サイクルの見直しを行うことになる。現行16~17分サイクルと長めの運転サイクルに2種類の優等列車を運転しているが、これを10分前後のサイクルにして1種類の優等を運転する形にするのが妥当なところではなかろうか。

【平日朝ラッシュ時京都河原町~高槻市間ダイヤ案】

快速急行 京都河原町~大阪梅田 10分毎
堺筋快速 京都河原町~天下茶屋 20分毎
準急   京都河原町~大阪梅田 20分毎
普通   京都河原町~大阪梅田 20分毎

1304F堺筋準急天下茶屋

1304F堺筋準急天下茶屋

2.阪急京都本線平日朝ラッシュ時ダイヤ【高槻市~茨木市間】

高槻市発7時30分から8時30分の間に以下の列車が運転されている。通特4本、快急4本、堺筋準急3本、普通9本。20本/Hの運転。
通勤特急、快速急行、堺筋準急の運転は京都河原町発時点と同じで中間駅からの優等列車の追加運転はない。
普通は京都河原町発大阪梅田行きが4本、高槻市始発で大阪梅田行きが1本、高槻市始発で天下茶屋行きが4本運転されている。
優等列車と普通の比率は11:9で、ほぼ1:1となっている。

【平日朝ラッシュ時高槻市~茨木市間ダイヤ案】

快速急行 京都河原町~大阪梅田 10分毎
堺筋快速 京都河原町~天下茶屋 20分毎
準急   京都河原町~大阪梅田 20分毎
普通   京都河原町~大阪梅田 20分毎
普通   高槻市~天下茶屋   20分毎

7305F普通天下茶屋

7305F普通天下茶屋

3.阪急京都本線平日朝ラッシュ時ダイヤ【茨木市~相川間】

茨木市発7時30分から8時30分の間に、通特4本、快急3本、堺筋準急4本、普通11本が運転されている。高槻市発車時点の列車に加えて普通は茨木市始発大阪梅田行きが2本追加される。優等列車と普通の比率は1:1となっている。

十三、大阪梅田方面へは通勤特急と快速急行を利用できるため利便性は高い。淡路、堺筋方面へは直通の堺筋準急と淡路に停車する快速急行が利用できる。

【平日朝ラッシュ時茨木市~淡路間ダイヤ案】

快速急行 京都河原町~大阪梅田 10分毎
堺筋快速 京都河原町~天下茶屋 20分毎
準急   京都河原町~大阪梅田 20分毎
普通   京都河原町~大阪梅田 20分毎
普通   高槻市~天下茶屋   20分毎
普通   茨木市~大阪梅田   20分毎

4.阪急京都本線平日朝ラッシュ時ダイヤ【相川~淡路間】

相川発7時30分から8時30分の間に普通が12本運転され、うち1本は相川始発の天下茶屋行きとなっている。優等列車の運転は茨木市発時点と変わりはない。優等列車と普通の比率はほぼ1:1となっている。

66603F普通天下茶屋

66603F普通天下茶屋

5.阪急京都本線平日朝ラッシュ時ダイヤ【淡路~大阪梅田間】

通勤特急4本、快速急行4本、普通11本が運転されている。毎時19本の運転となる。普通は北千里始発が4本運転されている。

【平日朝ラッシュ時淡路~大阪梅田間ダイヤ案】

快速急行 京都河原町~大阪梅田 10分毎
準急   京都河原町~大阪梅田 20分毎
普通   京都河原町~大阪梅田 20分毎
普通   茨木市~大阪梅田   20分毎
普通   北千里~大阪梅田   20分毎

6.【平日朝ラッシュ時に有料列車の運転を考える】

平日朝ラッシュ時ダイヤに有料列車を運転するには、現行ダイヤの運転では増発が不可能なため、減便をした上で、有料列車運転のスジを空ける必要がある。阪急京都線は京阪本線のように複々線区間がないため、有料列車を複数運転することは難しい。ラッシュのピークを外した前後の時間に1本ずつ程度運転するのが妥当なところだろう。使用車両は夕方ラッシュ時やデータイムで検討したような6両の専用編成とするのがよい。停車駅は京都河原町から烏丸、大宮、西院、桂、高槻市、淡路、十三とする。

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