阪急京都本線2013年12月21日ダイヤ改正

3300系快速河原町

阪急京都本線では2013年12月21日に西山天王山駅開業に伴うダイヤ改正を実施した。長岡天神~大山崎間に西山天王山駅を新設。同駅には準急と普通が停車する。これに伴い、各列車の所要時分が延びているが、待避駅の変更などは行われていない。データイムダイヤは基本的には変わらず、土休日運転の快速特急京とれいんの運転時間が変更されたぐらいである。

8303F準急高槻市

8303F

夕方ラッシュ時は大幅な変更が行われている。目立つところでは堺筋線天下茶屋始発の高槻市行き準急が河原町まで延伸された。07年3月改正では茨木市、10年3月改正で高槻市まで運転されるようになったが、今回の改正で河原町までの運転となった。また、堺筋準急は淡路で北千里行き普通と連絡するようになった。

3330F

堺筋準急の河原町延伸に伴い、普通の運転パターンも変更されている。従来は梅田発河原町行きが20分サイクルに2本、北千里行きが1本、天下茶屋発高槻市行きが20分サイクルに1本の運転だったが、これを20分サイクルに梅田発河原町行き1本、梅田発高槻市行き1本、梅田発北千里行き1本、天下茶屋発茨木市行き1本に変更した。高槻市以東では準急と普通の2本立てとなるため、梅田発の普通は高槻市行きとなった。また、天下茶屋始発の普通は高槻市行きから茨木市行きに改められ、富田での待避など効率の悪いダイヤを解消した。

3300系快速河原町

快速は従来、準急と同じ緑地の幕を使用していたが、これを青地に改め準急との区分を明確にして利用者にわかりやすくした。快速は夕方ラッシュ時の運転は本数を維持されているが、早朝の運転では一番遅い時間に運転されていた電車が準急に置き換えられ1本減少している。
深夜時間帯には河原町発高槻市行き快速急行を新設。従来の高槻市行き普通を快速急行に格上げした列車で、長岡天神で梅田行き普通と連絡する。

  

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