【関西各駅探訪第29回】近鉄南大阪線尺土

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尺土

【2面3線で上下列車待避、御所線発着をこなした曲芸的ダイヤ時代も今は昔】

1.概要

近鉄南大阪線尺土駅は奈良県葛城市にある。1929年3月29日の近鉄南大阪線古市〜久米寺(現在の橿原神宮前)間延伸とともに開業した。尺土の名前の由来は、付近から赤土が出ることから変形して尺土となったようだ。かつては2面3線で、南大阪線の緩急接続、御所線の発着を捌いていたが、1994年に改良されて2面4線になった。1999年からは特急停車駅となっている。

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2.駅周辺

駅周辺は住宅地で、商業施設は少ない。駐輪場は整備されているが、駅周辺へのクルマの乗り入れは難しい。現在南口でロータリーが整備されており、バスやタクシーの乗り入れが可能になる。

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駅北側には駐輪場があり、狭い 路地のような道があるのみでクルマの乗り入れは困難だ。

3.駅構内

ホーム2面4線で、御所線用の引き上げ線が、大阪阿部野橋方にある。橿原神宮前方では御所線が分岐している。

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改札は橋上駅舎にあり有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。

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特急停車駅のため特急券販売窓口も設置されている。

4.バス路線

葛城市のコミュニティバスが走っているが、バス停は駅前にはなく、国道166号線沿いにある。

5.利用状況

2015年度1日あたりの乗車人員は2,420人で、うち定期利用が1,639人となっている。定期比率は67.5%で、近年の定期比率の構成からは高めの数値と言える。10年前の2005年度と比べると全体で13.1%減少しており、定期利用は19.1%も減少している。全体的に利用者は減少傾向にある。

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6.ダイヤ

データイムは特急、急行が毎時2本ずつ、準急、普通が毎時2本ずつ運転されている。特急、急行は準急、普通と緩急接続を行う。御所線は毎時4本の運転。
朝ラッシュ時は6時台、7時台の運転が多く、6時台10本、7時台9本が運転されている。6時台は特急が2本、急行が3本、準急が4本、普通が1本の運転。7時台は特急1本、急行3本、区間急行1本、準急4本が運転されている。
夕方ラッシュ時は、特急2本、急行2本、準急2本、普通2本が運転されている。
最終電車は下りが古市発23時57分の普通橿原神宮前行き。大阪阿部野橋発最終は23時25分の急行橿原神宮前行き。

  

鉄道コム

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