【異国情緒漂う神戸の中心部にある駅】
１．旧居留地・大丸前駅概要
2001年7月7日の神戸市営地下鉄海岸線開業と同時に開業した。三宮・花時計前から三宮中央通の地下を走り、元町付近に同駅がある。計画時には元町の駅名となっていた。
旧居留地・大丸前
2．旧居留地・大丸前駅周辺
旧居留地・大丸前
地上には大丸神戸店があり、南側には旧居留地がある。北側には元町商店街、三宮センター街があり、南京町にも近い。JR元町駅、阪神元町駅にも近い。また、神戸ルミナリエの会場にも近い。
旧居留地・大丸前
3．駅構内
旧居留地・大丸前
ホーム1面2線の海岸線標準の駅構内となっている。改札は1ヶ所だが、出口は数ヶ所あり、大丸神戸店に直結した出口や三宮方面まで繋がる地下道など様々である。
旧居留地・大丸前
4．バス路線
神戸市バスの元町1丁目バス停が駅の近くにある。阪急六甲‐三宮間の2系統は頻繁運転しており、昼間でも毎時8～9本程度運行されている。90系統石屋川‐中突堤方面は7時から18時までの間、毎時1本の運行、92系統石屋川‐六甲口‐三ノ宮方面は毎時7～8本の頻繁運転で、7時から20時の間に運行されている。
5．乗降者数
利用状況は2015年度神戸市統計のデータで乗車人員は1,934人／日、うち定期利用が600人／日となっている。神戸市内でも屈指の繁華街の中に駅がある割に利用者が全く伸びていない。郊外路線である西神山手線などとつながっていればまた状況も変わるのであろうが、今のところは当駅に人を集めるのは至難の業と言えそうだ。
旧居留地・大丸前
6．ダイヤ
データイム10分毎、朝ラッシュ時6分毎、夕方ラッシュ時7～8分毎の運転。最終電車は下り三宮・花時計前方面が旧居留地・大丸前発23時59分、上り新長田方面が旧居留地・大丸前発23時52分となっている。
