【関西各駅探訪第283回~神戸市交海岸線みなと元町駅~】

みなと元町

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【あの辰野金吾が設計した旧第一銀行神戸支店に出口を持つ駅】

神戸市交海岸線みなと元町駅は神戸市中央区にある。2001年7月7日の海岸線開業と同時に開業した。JR、阪神の元町駅の南西側にあり、メリケンパークなどへは当駅からが近い。1番出口は旧第一銀行神戸支店の外壁を流用しており、東京駅を設計した辰野金吾が設計した建屋となっている。ワコーレ和田興産前が駅名標下広告として付けられている。

みなと元町

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ホームは1面2線で、ホームドアの設置はなく、ホーム有効長は海岸線最大編成両数の4両分よりも長く、最大6両編成が停められるぐらい取られている。

みなと元町

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ワコーレ和田興産前の副駅名が付けられているみなと元町駅。

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改札は1ヵ所でICカード対応の自動改札機が設置されている。神戸市交各駅同様有人改札となっている。

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出口は2ヶ所あり、1号出口は前述した辰野金吾設計の旧第一銀行神戸支店の建屋を流用した出口となっている。ここは改札にも近くメインの出口となっている。

みなと元町

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2号出口は東側に位置しており、元町駅やメリケンパークなどはこちら側が近い。

みなと元町駅の2015年度1日あたりの乗車人員は、1,614人で、うち定期利用者は658人となっている。定期比率は40.7%で、定期利用者はあまり多くない。定期外利用者の方が多く、この傾向は開業以来は変わっていない。10年前の2005年度と比べると全体で7.1%の増加、定期利用者は37.9%増加しており、これでも利用者は増加している。ただ、定期外利用者は7.2%も減少している。全般的に利用者は少なく、海岸線内では駒ヶ林に次いで利用者が少ない。

  

鉄道コム

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