元田中
【かつては京都市電が乗り入れていた】
叡山電鉄本線元田中駅は京都市左京区にある。出町柳から一駅目にある。電車はデータイムに本線普通が毎時6本10分毎、鞍馬線普通が毎時3本10分毎に運転されている。土休日ダイヤでは鞍馬線が毎時4本に増発され、本線普通も毎時4本の運転となる。平日朝ラッシュ時上り出町柳方面行きは、7時台に12本、8時台に13本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下りは18時台に10本、19時台に8本が運転されている。
元田中
元田中駅は1925年(大正14年)9月27日に京都電燈が経営する叡山電鉄平坦線の駅として開業した。1942年(昭和17年)3月2日に会社譲渡により京福電気鉄道叡山本線の駅となった。1943年(昭和18年)7月10日に京都市電東山線が延伸開業し、叡電前停留所が設置された。1949年(昭和24年)
12月11日に京都市電東山線から宝ヶ池駅までの乗り入れ運転を開始した。同年12月17日に現在地に移転した。1955年(昭和30年)9月1日に京都市電からの乗り入れ運転が終了。1978年(昭和53年)10月1日に京都市電が廃止され、東大路通交差点を踏切に変更した。1986年(昭和61年)4月1日 に会社譲渡により叡山電鉄の駅となった。
元田中
駅構内は地上ホーム2面2線で、上下ホームが踏切を挟んで千鳥配置になっている。
元田中
ホーム有効長は2両分となっている。
元田中
無人化されており、ICカードリーダーが設置されている。
元田中
出口は各ホーム1ヶ所ずつで、上りホームは南側、下りホームは北側に出られる。
| 元田中 | 乗車 | |||
|---|---|---|---|---|
| 年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
| 2018年度 | 559 | 184 | 375 | 32.8% |
| 2008年度 | 607 | 183 | 423 | 30.2% |
| 対08年度比 | 92.1% | 100.3% | 88.6% | |
元田中駅の2018年度1日あたりの乗車人員は559人で、うち定期利用者は184人となっている。定期比率は32.8％で、定期利用者は3割強となっている。10年前の2008年度と比較すると全体で7.9％減、定期利用者は0.3％増、定期外利用者は11.4％減となっている。
