【阪和線いや関西屈指の撮り鉄の聖地】
JR阪和線浅香駅は、大阪府堺市堺区にある。駅の北側には大和川が流れており、川を渡ると大阪市内に入る。浅香駅の上りホーム天王寺方は、撮り鉄のメッカとなっており、今後103系が終焉を迎える際には多くのファンが訪れるものと思われる。撮影する際には、上り列車が高速で通過するので、黄色い線の内側で、安全な位置での撮影をお願いしたい。
浅香駅は1937年(昭和12年)9月3日に阪和電気鉄道が杉本町〜阪和堺停留場(現在の堺市)間に阪和浅香山停留場として新設開業した。1940年(昭和15年)12月1日に南海鉄道に吸収合併され、南海山手線の停留場となった。1941年(昭和16年)8月1日に山手浅香山停留場に改称された。1944年(昭和19年)5月1日に戦時買収により国有化され、国鉄阪和線の駅となった。同時に駅に昇格し浅香駅に改称された。1987年(昭和62年)4月1日に国鉄分割民営化によりJR西日本の駅となった。2003年(平成15年)11月1日にICカードICOCAの利用が可能となった。2015年(平成27年)4月30日にみどりの窓口営業終了。翌5月1日からみどりの券売機プラス営業を開始した。2018年(平成30年)3月17日から駅ナンバリングが導入された。
浅香駅は対向式ホーム2面2線で、駅は盛り土の上にあり、駅舎は地上駅舎となっている。
ホームから駅舎へはエレベータが設置されている。エスカレータはなく、階段を下りてホーム下の地下道を抜けて改札へ向かう。
改札は1ヶ所あり、ICカード対応の自動改札が設置される有人改札となっている。
出口は1ヶ所で、駅前の道路は狭く、自家用車の乗り入れがやっとという感じで、バス路線の乗り入れはない。
浅香駅から大和川沿いを西へ歩くと南海高野線の大和川橋梁が見える。南海高野線浅香山駅とは、徒歩20分ほど離れている。
浅香駅の2014年度の乗車人員は2,320人で、10年前の2,432人より微減している。定期利用者は1,592人で、こちらは10年前とほぼ横ばい状態で、定期外利用者がやや減っている。
浅香駅上りホーム天王寺方では大和川を渡り浅香駅に進入してくる下り列車を撮影できる。午後からが順光で、ホーム外の大和川土手からも阪和線電車を撮影することができる。
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