【北陸各駅探訪第1回】~JR北陸本線新疋田駅~

新疋田

新疋田

JR北陸本線新疋田駅は滋賀県と福井県の県境の駅で、長大な新深坂トンネルを抜けると滋賀県に入り、近江塩津となる。敦賀方はループ線を形成しており、こちらも峠越えとなり、滋賀県~福井県に跨る難所の途中に駅がある。電車とりわけサンダーバードで通り過ぎるとスピードが緩むぐらいで、勾配のレベルがわかりにくいが、同じく峠を越える北陸道や国道8号線を車で走ると難所であることを実感できる。2006年10月21日ダイヤ改正で、交流電化から直流電化に変更され、京阪神から新快速が直通している。

新疋田

新疋田

2006年10月の直流電化とともに建て替えられたログハウス風の駅舎。無人駅だがトイレなどを完備しており、駅舎内にはボランティアが鉄道写真を展示しており、ちょっとしたギャラリーになっている。

新疋田

ホームは2面3線で、上り線は通過線として使用される本線とホームに面した副本線がある。下り線は本線のみで待避線はない。

新疋田

新疋田

新疋田駅付近は鉄道写真のメッカで、新疋田~敦賀間のループ線には有名な撮影地が点在している。このため、写真撮影で訪れるファンは多く、日によっては一般の利用者より鉄道ファンの利用が多い日もある。ちなみに2012年度の福井県統計のデータでは1日平均26人の乗車人員となっている。このデータに鉄道ファンの利用がカウントされているのかどうか興味深いところだ。

A1

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撮り鉄
新疋田駅ホーム。下りホームから上り通過線を行く列車を撮影。ホーム内での三脚使用は禁止されている。

A6

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新疋田の大カーブ。言わずと知れた有名撮影地。かつては上下線の間に入り込んで撮影するファンも多かったが、現在は立ち入り禁止となっており、アウトカーブからの撮影に限られる。

  

鉄道コム

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