~神戸国際展示場の最寄駅は神戸空港への分岐点~
神戸新交通ポートライナー市民広場駅は神戸市中央区にある。神戸空港への路線とポートアイランドを循環する路線が分岐している。1981年2月5日にポートアイランド線開業とともに設置された。2006年2月2日には神戸空港への路線が開業して、分岐駅となった。
神戸コンベンションコンプレックスへの最寄駅のため、コンベンションセンターの副駅名が付けられている。
対向式ホーム2面2線で、ポートライナー各駅と同様にガラス張りのホームドアが設置されている。
神戸空港方面と北埠頭方面は1番線、三宮方面は2番線から発着する。三宮方面行きは神戸空港発の電車のみとなる。
神戸空港方面への路線延伸までは単線でポートアイランド内を循環するだけだったが、神戸空港までの延伸により当駅までが複線化された。このため、中公園から当駅までの間は単線並列の高架が並んで走っている。
改札は1ヶ所で、ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。
出口は東口と西口の2ヶ所ある。東口には神戸ポートピアホテルなどがある。
西口は神戸国際展示場などがある。周辺は会議場、展示場、ホテルなどがオールオンワンになった神戸コンベンションコンプレックスとなっている。
市民広場駅の2016年度1日あたりの乗車人員は7,251人で、うち定期利用者は2,363人となっている。定期比率はわずか32.6%で、かなり低い。10年前の2006年度と比較すると全体で48.5%増加、定期利用者は実に109.9%増加、定期外利用者も30.1%増加しており、定期利用者を中心に大幅に利用者が増加している。