【関西各駅探訪第739回】近鉄生駒線竜田川駅

竜田川

【百人一首にも詠われたあの竜田川】

近鉄生駒線竜田川駅は奈良県生駒郡平群町にある。あの百人一首にも詠われた竜田川の近くにある。昼間時は普通が毎時3本の運転で、行き違いの都合もあり20分の等間隔にはなっていない。平日朝ラッシュ時上り7時台には4本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下りは18時台、19時台ともに毎時3本の運転となっている。竜田川駅は1926年11月1日に信貴生駒電鉄の臨時駅として開業した。1930年12月19日には常設の駅となった。1964年10月1日に近畿日本鉄道の駅となった。2012年12月21日から駅は無人化された。

竜田川

駅構内はホーム1面1線で、行き違い設備はない。ホーム有効長は21m級車両4両分ある。

竜田川

駅舎は地上にあり、無人化されている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。ホームから改札へは1段下がる形になっており、階段のみのアクセスで、スロープなどはなく、バリアフリーには対応していない。

竜田川

出口も1ヵ所で駅東側にのみ出られる。駅前の道路は狭く、クルマ1台が通れるかどうかといったところだ。

竜田川 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2016年度 1,039 662 377 63.7%
2006年度 1,296 876 419 67.6%
対06年度比 80.1% 75.5% 89.8%  

竜田川駅の2016年度1日あたりの乗車人員は1,039人で、うち定期利用者は662人となっている。定期比率は63.7%で、定期利用者が6割強を占めている。10年前の2006年度と比較すると全体で19.9%減、定期利用者は24.5%減、定期外利用者は10.2%減となっており、いずれも減少傾向にある。

  

鉄道コム

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