近鉄26000系

会社名 近畿日本鉄道
形式 26000系
使用線区 南大阪線・吉野線
製造メーカー 近畿車輌
制御方式 界磁添加励磁制御
主電動機 定格120kW
ブレーキ 電磁直通ブレーキ
台車 KD99
最高速度 120km/h
加速度 2.5km/h/s
減速度(通常) 4km/h/s
製造初年 1990年
電気方式 直流1500V
軌間 1067mm
保安装置 ATS
車体 鋼板製
座席 回転式リクライニングシート
座席定員 56名
所属 古市検車区
編成 4両
既存両数 8両(2019年4月現在)

近鉄26000系は1990年に新製された南大阪線、吉野線の特急用車両で、さくらライナーの愛称が付けられている。1988年に登場したアーバンライナーの成功をもとに、吉野特急のサービスレベル改善のために製造された車両で、4両編成2本が製造された。全電動車となり、一大観光地吉野を控えるため、アーバンライナーとは異なり、観光用特急のコンセプトを持って製造された。フロントマスクはアーバンライナーと同様に非貫通で、前面眺望を意識した造りとなった。運転席後部はデッキとなった21000系とは異なり、運転席後部にも座席を配置して、前面眺望を良くした。座席は吉野の桜をイメージした花びらを模したデザインとなった。21000系とは異なり、走行距離も短いことから当初はデラックス車の導入は見送られた。1C8Mの抵抗制御で、主電動機の定格出力は120kWとなった。2011年から車体更新が行われ、吉野寄りの3号車はデラックスシートになり、21000系などに準じた1-2配列のシートに変わった。また、先頭車の運転席直後の座席は撤去され、21000系や23000系などと同様に展望スペースとなり、簡易的な椅子が設置された。また、座席更新により普通車にもコンセント電源の供給(2座席に1つ)も行われるようになった。

 

26000系編成表 4両編成 8両
←大阪阿部野橋 吉野→
モ26400Mc モ26300M’ モ26200M モ26100Mc’
26401 26301 26201 26101
26402 26302 26202 26102

26000系

26000系

  

鉄道コム

タイトルとURLをコピーしました