【大手工場もある紀の川市の中心駅】
JR和歌山線打田駅は和歌山県紀の川市にある。快速停車駅で、紀の川市の中心駅となっている。昼間時は普通が毎時2本の運転で、平日朝ラッシュ時7時台下り和歌山方面へは快速1本、普通1本が運転されている。平日夕方ラッシュ時には17時台と19時台に快速の運転がある。
打田駅は1900年8月24日に紀和鉄道の駅として開業した。1904年8月27日に関西鉄道の駅となり、1907年10月1日に国有化された。
駅構内は対向式ホーム2面2線の行き違い駅で、ホーム有効長は20m級車両6両分ある。
上下ホーム間には陸橋が設けられているが、エレベーターの設置はない。
改札は上下ホーム2ヶ所あり、上り王寺方面行きホーム側に駅舎がある。有人改札で、自動改札機はなく、ICカードの利用もできない。自動券売機は設置されている。
もう一方の出口は下り和歌山方面行きホームに設置されており、簡易的な駅舎があるだけである。
出口は2ヶ所で、北口がメインとなっている。若干古びた地上駅舎がある。
駅前にはロータリーはなく、駐輪場と駐車場がある。
紀の川コミュニティバス、和歌山バス那賀の路線バスが発着している。
南口は出口があるだけで、ロータリーなどはない。
打田 | 乗車 | |||
---|---|---|---|---|
年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2016年度 | 615 | 479 | 136 | 77.9% |
2006年度 | 595 | 454 | 141 | 76.3% |
対06年度比 | 103.4% | 105.5% | 96.5% |
打田駅の2016年度1日あたりの乗車人員は615人で、うち定期利用者は479人となっている。定期比率は77.9%で、定期利用者が8割近くになっている。乗車人員は和歌山線中間駅では34駅中14位となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で3.4%増、定期利用者は5.5%増、定期外利用者は3.5%減となっている。