【こくらではない!あの小倉あんぱんと同じおぐらだ!】
JR奈良線JR小倉駅は京都府宇治市にある。みやこ路快速は通過するが、ラッシュ時に運転される快速と区間快速は停車する。2001年に開業した新しい駅で、近鉄京都線小倉(おぐら)駅や九州の小倉(こくら)駅と区別するため、JRを冠している。JR小倉駅は2001年3月3日に奈良線宇治〜新田間の複線化とともに新設された。
駅構内はホーム2面2線で、ホーム有効長は20m級車両6両分ある。
駅開設当初から複線化されていたため、単純な線路配置となっている。奈良線は京都と奈良を結ぶ南北に延びる路線だが、宇治〜新田間では丘陵地に沿うようにカーブしており、当駅周辺では線路がちょうど東西方向を向いている。
丘陵地に駅があるため、南側は一段高い丘陵地になっており、その下に駅があり、北口は駅の下にあるため、北口は高架駅のような様相になっている。
改札は1ヶ所で、有人改札になっており、ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。
北口にはロータリーがあるが、バスの発着はない。
南口には自由通路を介して出ることができる。駐輪場などが整備されているが、こちらもバスの発着はなく、丘陵地に住宅街が広がっている。
JR小倉駅の2016年度1日あたりの乗車人員は1,858人で、うち定期利用者は1,213人となっている。定期比率は65.3%で、定期利用者は7割を切っているが、比率は高い方と言える。10年前の2006年度と比較すると全体で4.5%増、定期利用者は13.8%増、定期外利用者は9.5%減となっている。