【関西各駅探訪第539回】JR阪和線久米田駅

久米田

【待避線設置準備ではなくかつて待避線があった】

JR阪和線久米田駅は大阪府岸和田市にある。行基が創建した久米田寺への最寄駅で、駅から南へ1kmほどの距離にある。久米田駅は1930年6月16日に阪和電気鉄道の駅として開業した。南海鉄道を経て1944年5月1日に国有化された。

久米田

駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は20m級車両6両分となっている。

久米田

駅舎は下り和歌山方面行きホームにあり、上下ホームは陸橋で結ばれている。

久米田

ホームは一見2面4線化の準備がなされているように見えるが、阪和電気鉄道時代はホーム2面4線として使用されていた。

久米田

改札は1ヶ所で、有人改札となっている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。

久米田

出口も1ヶ所で、駅周辺は車通りは少ないが、道路は狭くバスの乗り入れはない。

久米田駅の2016年度1日あたりの乗車人員は6,827人で、うち定期利用者は5,202人となっている。定期比率は76.2%で8割近くが定期利用者となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で2.7%減、定期利用者は0.9%減、定期外利用者は8.3%減となっている。

  

鉄道コム

タイトルとURLをコピーしました