【三田の旧市街地に近い駅】
神鉄三田線三田本町駅は兵庫県三田市にある。本町という名が付くように市街地の中心付近にあるが、旧市街地にあたり、現在の三田市の中心は三田駅付近や神鉄公園都市線沿線となる。1929年10月10日に神戸有馬電気鉄道の三田〜電鉄横山間に開業した。後に合併などにより神戸電鉄の駅となり、1991年3月21日には横山〜三田間の複線化により、現在の島式ホームになった。当駅には三田から岡場まで各駅に停まる特快速、三田から唐櫃台まで各駅に停まる急行が停車する。横山から三田まで公園都市線電車が終日毎時4本15分毎に運転されているので、三田線電車と合わせて毎時8本の電車が運転されている。三田線電車と公園都市線電車は等間隔にはなっていないため、10分以上待たなければならないパターンがある。
ホーム1面2線の島式ホームで、駅舎は地上にある。ホームから駅舎へは地下道による連絡となる。ホーム有効長は三田線最大編成両数の4両分ある。
改札は1ヶ所で、無人化されている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置され、光ネットワークにより、遠隔操作が行えるシステムが導入されている。
出口は1ヶ所で、駅前には駐輪場や駐車場がある他、ロータリーもある。
ロータリーからはバスの発着はなく、近くを走る県道にバス停があり、神姫バスや阪急バスの路線が乗り入れている。