【阪神国道とは国道2号線の別名である】
阪急今津線阪神国道駅は兵庫県西宮市にある。西宮北口と今津を結ぶ通称今津南線唯一の中間駅となっている。名前の通り、阪神国道こと国道2号線との交点に駅がある。1927年5月10日に開業した。
ホーム2面2線の高架駅で、当駅の高架はかなり年季が入っている。ホーム有効長は6両分あるが、1984年に今津線が北線と南線に分断されて、南線は3両編成のみの運転となったため、使用されない部分は柵で仕切りが入れられた。
改札は1ヶ所で、地上にある。ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。駅員が配置される有人駅だ。
ホームから改札へはエレベーターが設置されており、バリアフリーにも対応している。
出口は1ヶ所で、目の前に国道2号線が走っている。東側にはアサヒビールの工場跡の空き地があり、再開発が予定されている。
阪神国道駅の2016年度1日あたりの乗車人員は2,290人で、うち定期利用者は1,279人となっている。定期比率は55.8%で、定期比率はあまり高くない。10年前の2006年度と比較すると全体で17.8%減、定期利用者は14.4%増加、定期外利用者が減少して39.4%も減少している。