【関西各駅探訪第228回~JR姫新線播磨高岡駅~】

【この10年で利用者が倍増した姫新線の屋台骨の一つとなる駅】

播磨高岡

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JR姫新線播磨高岡駅は兵庫県姫路市にある。姫新線で姫路から1駅だが、近年姫新線の増発、新型車両投入、スピードアップなどにより利用者が大幅に増加している駅である。

播磨高岡駅は1930年(昭和5年)9月1日に姫津線姫路〜余部間開通ととも開業した。1934年(昭和9年)11月28日に姫津西線開業に伴い、姫津線が姫津東線に改称された。1936年(昭和11年)4月8日に姫路〜東津山間が全通し、再び姫津線の駅となった。。同年10月10日に姫津線が姫新線の一部となり、当駅もその所属となった。1971年(昭和46年)3月1日に無人化された。1979年(昭和54年)に駅舎が改築された。1987年(昭和62年)4月1日に国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となった。1994年(平成6年)3月21日に交換設備が設置された。2009年(平成21年)に駅前が整備され、ロータリーや駐輪場が設置された。2016年(平成28年)3月26日にICカードICOCAの利用が可能となった。ICカード専用簡易型自動改札機で対応。

播磨高岡

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播磨高岡駅は対向式ホーム2面2線の行き違い駅で、姫新線列車増発により大半の列車がここで行き違いを行う。以前は当駅始発列車も設定されていたが、隣の余部まで延長されたため、当駅発着の列車はなくなった。

播磨高岡

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2016年3月26日からICOCAなどICカードの利用が可能になり、駅にはICカードリーダーが設置されている。

播磨高岡

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駅舎は上り姫路行きホームに面しており、ICカードリーダーと簡易自動券売機が設置されている。駅は無人駅で、当駅での降車は運転席後ろのドアから降りて、車内できっぷを渡したり精算することになる。駅前にはロータリーがあり、タクシーが常駐しているが、バスの発着はない。

播磨高岡

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下り佐用方面行きホーム側にも出口はあり、ICカード利用の場合は、ホームに設置されたICカードリーダーにカードをかざして入出場の記録を行う。こちら側には券売機はないので、駅舎側で切符を購入するか、車内精算をする必要がある。

播磨高岡

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姫新線のイメージカラーの朱色が入った播磨高岡駅の駅名板。ホーム上屋は乗降口に合わせて設置されており、途切れているところがあるため、雨の時には傘を差さなければならない。


播磨高岡駅の2015年度1日あたりの乗車人員は1,381人で、うち定期利用者は1,104人となっている。定期比率は79.9%で、定期利用者がかなり多い。10年前の2005年度には701人しか乗車人員がなかったため、97%も増加している。駅周辺にはマンションなども建ち、姫新線のダイヤ改善が進んだ結果、毎時2本の運転が確立され、余部と並んで大幅に利用者を増やしている。

  

鉄道コム

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