【関西各駅探訪第216回~JR大和路線東部市場前駅~】

【東に百済貨物ターミナルを望む大阪市東部の物流拠点】

東部市場前

東部市場前

JR大和路線東部市場前駅は大阪市東住吉区にある。大阪市東部市場への最寄駅で、JR発足後の1989年11月11日に開業した比較的新しい駅である。奈良方には百済貨物ターミナルの線路が広がっているのが見える。

東部市場前駅はJR発足後の1989年(平成元年)11月11日に関西本線平野〜天王寺間に新設開業した。2003年(平成15年)11月1日にICカードICOCAの利用が可能となった。2015年(平成27年)3月8日にみどりの窓口の営業が終了し、翌3月9日からみどりの券売機プラスが稼働した。2018年(平成30年)3月17日に駅ナンバリングが導入された。2019年(平成31年)3月9日にエレベーター及び東口が供用開始された。

東部市場前

東部市場前

東部市場前駅は2面2線の高架駅で、奈良方で地上に下りて、百済貨物ターミナルからの線路と合流するようになっている。快速は通過し、普通のみが停車する。

東部市場前

東部市場前

改札は地上に1ヵ所あり、ICカードの自動改札機を完備する有人改札となっている。みどりの窓口も設置されている。

東部市場前

東部市場前

出口は2ヶ所あり、駅周辺はあまり広くない。南口周辺には店舗などもあるが、基本的に周りはマンションや住宅が建ち並んでおり、車が1台進入できるかどうかといった道路が走っているだけである。南側には国道25号線が走っており、東側で今里筋と交差する杭全の交差点がある。

東部市場前

東部市場前

東部市場前駅上りホームの天王寺方からはあべのハルカスが見える。ホームは非常に狭く、エレベータやエスカレータの設置は今のところない。


東部市場前駅の2015年度1日あたりの乗車人員は7,508人で、うち定期利用者は5,280人だった。定期比率は70.3%で、最近の傾向としては定期比率が高い方の数値となっている。10年前の2005年度と比べると乗車人員が9.1%増加しており、定期利用者は12.9%も増加している。

  

鉄道コム

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