【関西各駅探訪第659回】近鉄大阪線伊勢石橋駅

伊勢石橋

【近鉄大阪線で唯一駅舎がない駅】

近鉄大阪線伊勢石橋駅は三重県津市にある。普通のみが停車する駅で、駅周辺は民家がパラパラとあるぐらいであとは山と田畑が広がるだけである。南へ2.5km程の距離にJR名松線井関駅がある。昼間時は普通が毎時2本運転されている。朝の時間帯には上りが毎時3本運転されるが、それ以外は毎時2本の運転となっている。当駅は普通よりも特急の通過の方が多い。伊勢石橋駅は1930年11月19日に参宮急行電鉄の参急石橋駅として開業した。1941年3月15日に関西急行鉄道の駅となり、伊勢石橋に改称された。

伊勢石橋

駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は21m級車両2両分となっている。

伊勢石橋

改札、駅舎はなく、ホーム上にICカードリーダーが設置されているのみとなっている。

伊勢石橋

出口は上下ホームそれぞれにある。構内踏切の設置はなく、ホームに入ると上下ホーム間を行き来することはできない。

伊勢石橋

駅周辺は民家が何軒かあるぐらいで、あとは山と田畑が広がっているだけである。

伊勢石橋駅の2016年度1日あたりの乗車人員は61人で、うち定期利用者は32人となっている。定期比率は51.7%で、定期利用者が多いわけではない。10年前の2006年度と比較すると全体で22.6%減、定期利用者は50.0%減、定期外利用者は87.8%増となっている。

  

鉄道コム

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