【関西各駅探訪第657回】阪急甲陽線苦楽園口駅

苦楽園口

【駅名は西口だが市役所にも近く富田林の中心部にある駅】

阪急甲陽線苦楽園口駅は兵庫県西宮市にある。夙川で神戸本線から分岐する甲陽線は当駅と終点の甲陽園の2駅のみのミニ路線で、当駅は甲陽線唯一の中間駅となっている。甲陽線は普通のみの運転で、昼間時10分毎、朝ラッシュ時8分毎、夕方ラッシュ時10分毎の運転となっている。苦楽園口駅は1924年10月1日に越木岩信号所として開設された。翌1925年3月8日に駅に昇格して、苦楽園口駅となった。

苦楽園口

駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は18m級車両3両分となっている。

苦楽園口

上下ホームは地下道で結ばれており、どちらのホームにも改札が設置されている。

苦楽園口

ホームから改札へはスロープが設置され、バリアフリーに対応している。なお、地下道にはエレベーターの設置はない。

苦楽園口

東改札は上り夙川方面行きホーム側にある。こちら側はICカード対応の自動改札機が設置されているだけで、自動券売機の設置はなく、無人化されている。

苦楽園口

西改札は有人改札で、ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。

苦楽園口

駅周辺の道路は狭いが、近くに阪急バス、阪神バスのバス停がある。

6010F

駅の近くに夙川が流れており、河川敷にある夙川公園は、春には桜が咲き、花見に来る人で賑わう。

苦楽園口駅の2016年度1日あたりの乗車人員は7,484人で、うち定期利用者は3,850人となっている。定期比率は51.4%で、定期利用者が半分強という数値になっている。10年前の2006年度と比較すると全体で29.5%増、定期利用者は36.8%増、定期外利用者は22.5%増となっており、いずれも増加している。

  

鉄道コム

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