【関西各駅探訪第452回】近鉄名古屋線北楠駅

北楠

【北楠だが旧楠町の中心部にある】

近鉄名古屋線北楠駅は三重県四日市市にある。鈴鹿川を渡ってすぐに駅があるが、鈴鹿市内ではなく、次の楠までが四日市市内の駅となっている。普通のみが停車する。1920年4月1日に伊勢鉄道の塩浜〜楠間に開業した。1926年12月16日に一旦廃止となり、1934年6月30日に再開業した。1936年9月15日には参宮急行電鉄への合併により、同社名古屋伊勢本線の駅となった。1941年3月15日には参宮急行電鉄と大阪電気軌道の合併により、関西急行鉄道の駅となった。1944年6月1日に戦時統合により、近畿日本鉄道が発足し、同社の駅となった。

北楠

ホーム2面2線で、ホーム有効長は3両編成停車に対応している。

北楠

上下線間には構内踏切があり、上りホームから駅舎へはここを渡ることになる。

北楠

下り1番線側に地上駅舎がある。改札は1ヶ所のみで、無人化されている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。

北楠

出口は1ヶ所で、駅前には駐輪場があるぐらいで、ロータリーなどはなく、バスやタクシーの乗り入れはない。

北楠駅の2016年度1日あたりの乗車人員は1,001人で、うち定期利用者は674人となっている。定期比率は67.3%で、7割近い数値になっており、定期利用者が多い。10年前の2006年度と比較すると全体で15.6%増、定期利用者は16.5%増、定期外利用者は13.7%増となっている。

北楠駅を発着する電車は、昼間時毎時3本、平日朝は上り6時台が6本、7時台が5本が運転。平日夕方は17時台から20時台まで毎時4本が運転されている。

  

鉄道コム

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