神鉄5000系

5004F

5004F

会社名 神戸電鉄
形式 5000系
制御方式 VVVFインバータ GTO
1C8M
主電動機 かご形三相誘導電動機定格120kW
ブレーキ 全電気指令式電磁直通
空気ブレーキ
台車 KW-68
最高速度 80km/h
加速度 3km/h/s
減速度(通常)  
減速度(非常)  
製造初年 1994年
電気方式 直流1500V
軌間 1067mm
保安装置 ATS
座席定員 先頭車5000 122人
中間車5100 133人
3扉ロングシート
編成 4両
既存両数 40両
使用線区 神鉄有馬線・三田線・粟生線・神戸高速線
製造メーカー 川崎重工

神鉄5000系は1994年に登場した神鉄初のVVVFインバータ制御車。1991年から製造されていた2000系をベースとした車体を採用した。アルミ製で、アイボリー塗装に赤いラインが入る2000系と同様の新塗装となった。4両編成で製造され、山岳路線を走るため、全車電動車となっている。1C8MのGTO素子によるVVVFインバータ制御で、三相かご形誘導電動機120KWを採用。電気指令式電磁直通ブレーキを採用し、回生ブレーキを採用した。回生失効時のバックアップとして発電ブレーキも併用する。発電ブレーキ用のブレーキ抵抗器も搭載された。また、定速運転機能も搭載している。

神鉄5000系

車内は傍系の阪急電車を思わせる造りで、ゴールデンオリーブのシート、木目調の化粧板、アルミ製鎧戸など車内だけ見れば、阪急電車かという造りになっている。この他、車内情報装置が扉上に千鳥に配置されている。2002年からワンマン運転対応に改造され、全車施工完了している。

神鉄5000系 4両編成 40両  
←新開地 粟生・三田→
5000Mc 5100Mp 5100M 5000Mcp
123人 133人 133人 123人
5002 5101 5102 5001
5004 5103 5104 5003
5006 5105 5106 5005
5008 5107 5108 5007
5010 5109 5110 5009
5012 5111 5112 5011
5014 5113 5114 5013
5016 5115 5116 5015
5018 5117 5118 5017
5020 5119 5120 5019

2014年12月現在、4両編成10本全車が存在している。三田線、有馬線、粟生線で運用され、公園都市線での定期運用はない。かつては特快速など5000系限定の運用があったが、今は全て共通運用となっている。粟生線志染〜粟生間は長らく4両編成の乗り入れができなかったため、5000系は入線できなかった。2001年6月23日ダイヤ改正で、同区間の4両対応化が完了し、5000系の粟生線運用が増加した。

  

鉄道コム

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