【公営地下鉄初の冷房化率100%を達成した立役者】
会社名 | 神戸市営地下鉄 |
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形式 | 1000形 |
使用線区 | 北神急行線、神戸市営地下鉄西神山手線 |
制御方式 | 電機子チョッパ制御 1C8M |
主電動機 | 直流直巻電動機130kW |
ブレーキ | 回生ブレーキ併用電気指令式ブレーキ、抑速ブレーキ |
台車 | S型ミンデン式ダイレクトマウント空気バネ台車FS393 |
設計最高速度 | 100km/h |
加速度 | 3.3km/h/s |
減速度(通常) | 3.5km/h/s |
減速度(非常) | 4.5km/h/s |
製造初年 | 1977年 |
電気方式 | 直流1500V |
軌間 | 1435mm |
保安装置 | CS-ATC、ATO |
座席定員 | 48人(定員140) 先頭車 |
56人(定員150) 中間車 | |
扉枚数/座席形状 | 18m級3扉ロングシート |
所属 | 名谷車両基地 |
編成 | 6両 |
既存両数 | 108両(2019年3月現在) |
製造メーカー | 川崎重工業 |
会社名 | 神戸市営地下鉄 |
---|---|
形式 | 1000形 |
使用線区 | 北神急行線、神戸市営地下鉄西神山手線 |
制御方式 | GTOサイリスタ素子VVVFインバータ制御 |
主電動機 | かご形三相誘導電動機130kW |
ブレーキ | 回生ブレーキ併用電気指令式ブレーキ、抑速ブレーキ |
台車 | SUミンデン式FS531、FS031、FS031A |
設計最高速度 | 100km/h |
加速度 | 3km/h/s |
減速度(通常) | 3.5km/h/s |
減速度(非常) | 4.5km/h/s |
製造初年 | 1987年 |
電気方式 | 直流1500V |
軌間 | 1435mm |
保安装置 | CS-ATC、ATO |
座席定員 | 48人(定員121) 先頭車 |
56人(定員134) 中間車 | |
扉枚数/座席形状 | 18m級3扉ロングシート |
所属 | 谷上車両基地 |
編成 | 6両 |
既存両数 | 42両 |
製造メーカー | 川崎重工業 |
会社名 | 神戸市営地下鉄 |
形式 | 1000形 |
使用線区 | 北神急行線、神戸市営地下鉄西神山手線 |
制御方式 | 2レベルIGBT素子VVVFインバータ制御 |
主電動機 | かご形三相誘導電動機130kW |
ブレーキ | 回生ブレーキ併用電気指令式ブレーキ、抑速ブレーキ |
台車 | SUミンデン式FS531、FS031、FS031A |
設計最高速度 | 100km/h |
加速度 | 3km/h/s |
減速度(通常) | 3.5km/h/s |
減速度(非常) | 4.5km/h/s |
製造初年 | 1987年 |
電気方式 | 直流1500V |
軌間 | 1435mm |
保安装置 | CS-ATC、ATO |
座席定員 | 48人(定員121) 先頭車 |
56人(定員134) 中間車 | |
扉枚数/座席形状 | 18m級3扉ロングシート |
所属 | 谷上車両基地 |
編成 | 6両 |
既存両数 | 66両 |
製造メーカー | 川崎重工業 |
神戸市交通局1000形はアルミ製3扉19m車で1976年に登場した。1989年まで増備され、6両編成18本が製造された。登場当時は冷房車は珍しく、落成時から全ての車両が冷房車だったため、神戸市営地下鉄は日本の公営地下鉄で初めて冷房化率100%を達成した。1978年にローレル賞を受賞した。
外観はアルミ車体を採用しているが、塗装を施している。神戸市電にちなみ、上半分を淡いグリーン、下半分を濃いグリーンとされた。
1C8Mの自動可変界磁式電機子チョッパ制御を採用した。主電動機の出力は130kWで、定格速度は35km/hである。回生ブレーキ、抑速ブレーキにも対応している。
車内はロングシートで、窓配置が扉間に3枚、車端部に1枚(先頭車の最前部はなし)となっている。側窓は一段下降式となり、日除けにはアルミ製のよろい戸を採用した。カバー付照明、木目柄の化粧板など阪急電車を意識したような造りになぅている。
- 1101F
- 1102F
- 1103F
- 1104F
- 1105F
- 1106F
- 1107F
- 1108F
- 1109F
- 1110F
- 1111F
- 1112F
- 1113F
- 1114F
- 1115F
- 1116F
- 1117F
- 1118F
【1次車】
1977年3月の神戸市営地下鉄西神線新長田~名谷間開通に備えて製造された4両編成6本(1101F~1106F)が1次車となっている。方向幕は当初前面のみに付けられていたが、2次車の導入後に側面にも取り付けられた。
【2次車】
2次車と1次車の相違点は当初から側面に方向幕が設置されている点、車外の戸袋部の隙間が拡大されている点の2点である。
2次車は西神線開業後の輸送力増強のために4両編成2本(1107Fと1108F)が1981年に製造された。新長田から大倉山延伸に備え、5両編成3本(1109F~1111F)と1次車と2次車の4両編成に組み込む付随車8両が1983年に製造された。その後、1985年に大倉山~新神戸間、名谷~学園都市間延伸に伴い、5両編成4本(1112F~1115F)が増備された。
【3次車】
3次車は学園都市~西神中央間延伸のため、1987年に5両編成3本(1116F~1118F)が製造された。3次車の仕様は2次車までとは大きく異なっている。外観では冷房装置が中型3台から大型2台に変更された。客用扉の窓の下にあるステンレスのラインがなくなった。その他、フロント部にステップが追加された。内装では妻面の貫通扉の窓が拡大されたこと以外は2次車以前とほとんど変わっていないが、天井部の形状が変わっている。扉付近には補助送風機であるラインデリアが設置されている。1989年には6両編成化に伴い1400形が製造された。1416~1418は3次車編成と同一の仕様で、2次車以前の編成に組み込まれた1401~1415では編成美を統一させるため客用ドアの窓の下に再びステンレスのラインが入れられた。
【リニューアル】
1997年から毎年1編成ずつリニューアル改造が施工された。制御方式は3000形と同一のGTOサイリスタ素子によるVVVFインバータ制御に変更された。また座席や化粧板も同時に交換された。座席はリニューアルと関係なく交換されるようになり、リニューアルに並行してドアエンジンも更新された。リニューアル車は1000-01形に形式変更されているが、書類上のことで実際には形式変更はされていない。
1108F以降の編成ではVVVFインバータの使用素子がIGBTに変更され、形式も1000-02形となった。1116F以降は補助電源装置が静止形インバータに変更された。
←西神中央 | 谷上→ | |||||
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制御方式 | 1100Mc | 1200Mp | 1300T | 1400T | 1500Mp | 1600Mc |
GTO | 1101 | 1201 | 1301 | 1401 | 1501 | 1601 |
GTO | 1102 | 1202 | 1302 | 1402 | 1502 | 1602 |
GTO | 1103 | 1203 | 1303 | 1403 | 1503 | 1603 |
GTO | 1104 | 1204 | 1304 | 1404 | 1504 | 1604 |
GTO | 1105 | 1205 | 1305 | 1405 | 1505 | 1605 |
GTO | 1106 | 1206 | 1306 | 1406 | 1506 | 1606 |
GTO | 1107 | 1207 | 1307 | 1407 | 1507 | 1607 |
IGBT | 1108 | 1208 | 1308 | 1408 | 1508 | 1608 |
IGBT | 1109 | 1209 | 1309 | 1409 | 1509 | 1609 |
IGBT | 1110 | 1210 | 1310 | 1410 | 1510 | 1610 |
IGBT | 1111 | 1211 | 1311 | 1411 | 1511 | 1611 |
IGBT | 1112 | 1212 | 1312 | 1412 | 1512 | 1612 |
IGBT | 1113 | 1213 | 1313 | 1413 | 1513 | 1613 |
IGBT | 1114 | 1214 | 1314 | 1414 | 1514 | 1614 |
IGBT | 1115 | 1215 | 1315 | 1415 | 1515 | 1615 |
IGBT | 1116 | 1216 | 1316 | 1416 | 1516 | 1616 |
IGBT | 1117 | 1217 | 1317 | 1417 | 1517 | 1617 |
IGBT | 1118 | 1218 | 1318 | 1418 | 1518 | 1618 |
※1101Fは2018年度に廃車となった。 |