神戸市営地下鉄3000形

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神戸市営地下鉄3000形は1993年3月の西神南駅開業による電車増発のため、増備された車両である。神戸市営地下鉄初のVVVFインバータ制御車で、1C8MのGTOサイリスタ素子によるVVVFインバータ制御となった。電動機はかご形三相誘導電動機130kWを採用し、起動加速度3.3㎞/h/s、減速度3.5㎞/h/sなど1000形、2000形と同じ性能を有している。車体はアルミ製で、2000形と同様に塗装が施されているが、グリーンの帯は窓下になり、2000形とは違う塗分けになり、色調も明るくなっている。フロントマスクも2000形に準じた曲面ガラスを採用しているが、丸みを帯びたデザインに変更された。18m級3扉ロングシートで、車内は、シートがグリーンで、日よけにはアルミ製の鎧戸が設置され、阪急電車のような造りになっているが、化粧板は木目調ではなく、白系のデザインになっている。2019年3月現在6両編成6本が活躍している。

会社名 神戸市営地下鉄
形式 3000形
使用線区 北神急行線、神戸市営地下鉄西神山手線
制御方式 GTOサイリスタ素子VVVFインバータ制御 1C8M
主電動機 かご形三相誘導電動機130kW
ブレーキ 回生ブレーキ併用電気指令式ブレーキ、抑速ブレーキ
台車 S型ミンデン式ダイレクトマウント空気バネ台車FS393
設計最高速度 100km/h
加速度 3.3km/h/s
減速度(通常) 3.5km/h/s
減速度(非常) 4.5km/h/s
製造初年 1992年
電気方式 直流1500V
軌間 1435mm
保安装置 CS-ATC、ATO
座席定員 48人(定員129) 先頭車
56人(定員144) 中間電動車
54人(定員144) 中間付随車
扉枚数/座席形状 18m級3扉ロングシート
所属 名谷車両基地
編成 6両
既存両数 36両(2019年3月現在)
製造メーカー 川崎重工業

 

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