1.概要
2.路線ガイド
- 徳島
- 徳島
- 徳島
- 徳島
- 徳島
- 徳島
- 阿波富田
- 二軒屋
- 二軒屋
- 二軒屋
- 文化の森
- 地蔵橋
- 地蔵橋
- 中田
- 中田
- 中田
- 中田
- 中田
南小松島を出ると右にカーブして南下して行く。左手に小松島港を望みながら、立江川の河口付近に1面1線の阿波赤石がある。海側には工業地帯があり、その向こうには小松島港が広がっている。海から離れて内陸に入り、国道55号線と交差して南下して行く。立江は1面2線の行き違い可能駅で、立江川流域の小松島市立江地区にある。同駅を出ると左にカーブして羽ノ浦町に入る。春日野団地を右手に見ながら走り、羽ノ浦町の中心部が見えると1面2線の羽ノ浦となる。同駅は羽ノ浦町の中心駅で利用者も多く、特急も停車する主要駅となっている。
- 南小松島
- 南小松島
- 南小松島
- 南小松島
- 阿波赤石
- 立石
- 立石
- 羽ノ浦
- 羽ノ浦
- 羽ノ浦
- 西原
- 阿波中島
- 阿波中島~阿南間
- 阿南
- 阿南
- 阿南
- 阿南
- 見能林
- 阿波橘
- 阿波橘
- 桑野
- 桑野
- 桑野
- 新野
- 阿波福井
- 阿波福井
- 由岐
- 由岐
- 由岐
- (臨)田井ノ浜
- 木岐
- 北河内
- 日和佐
- 日和佐
- 日和佐
- 山河内
- 辺川
- 牟岐
- 牟岐
- 牟岐
- 牟岐
- 牟岐
- 牟岐
- 鯖瀬
- 浅川
- 阿波海南
- 海部
- 海部
- 海部
3.歴史
1913年(大正2年)4月20日に阿波国共同汽船が徳島~小松島間を開業。鉄道院が借り上げた。
1916年(大正5年)12月15日に中田駅開業。阿南鉄道が中田~古庄間を開業。
1917年(大正6年)9月1日に阿波国共同汽船の鉄道路線を国有化した。小松島軽便線となった。
1922年(大正11年)9月2日に小松島軽便線を小松島線に改称した。
1934年(昭和9年)9月20日に小松島線徳島~二軒屋間に富田浦駅、地蔵橋~中田間に丈六駅が開業した。
1936年(昭和11年)3月27日に牟岐線羽ノ浦~桑野間が開業。同年7月1日に阿南鉄道の中田~古庄間を国有化し牟岐線に編入。羽ノ浦~古庄間の旅客営業を廃止。赤石駅を阿波赤石駅と改称。機関車3両、蒸気動車1両、ガソリンカー4両、客車8両、貨車12両を引継いだ。
1937年(昭和12年)6月27日に牟岐線桑野~阿波福井間が開業。
1939年(昭和14年)12月14日に牟岐線 阿波福井~日和佐間が開業。
1940年(昭和15年)9月1日 金磯駅を仮停車場に変更。
1941年(昭和16年)8月10日に富田浦駅、丈六駅が休止された。
1942年(昭和17年)7月1日に牟岐線 日和佐~牟岐間が開業。
1959年(昭和34年)10月1日に赤河内駅を北河内駅と改称した。
1961年(昭和36年)4月1日に貨物支線の羽ノ浦~古庄間が廃止。牟岐線を徳島~牟岐間、小松島線を中田~小松島間に変更。
1962年(昭和37年)7月18日に南小松島~阿波赤石間の金磯駅を廃止。準急むろとが運転開始した。
1964年(昭和39年)7月11日に由岐~木岐間に(臨)田井ノ浜駅が開業した。
同年10月1日に羽ノ浦~阿波中島間に西原駅が開業した。
1966年(昭和41年)3月5日ダイヤ改正で、準急むろとが急行に格上げされた。
同年11月1日に阿波富岡駅を阿南駅と改称した。
1973年(昭和48年)10月1日に牟岐線 牟岐~海部間が開業。旅客営業のみ。
1982年(昭和57年)11月15日に中田~阿南間の貨物営業廃止。
1984年(昭和59年)2月1日に貨物営業廃止。
1985年(昭和60年)3月14日に小松島線 中田~小松島間が廃止。
1986年(昭和61年)11月1日に徳島~二軒屋間に阿波富田駅が開業した。
1987年(昭和62年)4月1日に国鉄分割民営化によりJR四国に路線承継。
1988年(昭和63年)4月10日ダイヤ改正で、急行むろとを阿波に改称。
1990年(平成2年)11月3日に二軒屋~地蔵駅間に文化の森駅が開業。
同年11月21日に高速化(最高運転速度110km/h)工事が完成し、特急うずしお3往復乗り入れ開始、海部までは下り1本、上り2本の運転となった。急行阿波が廃止された。
1992年(平成4年)3月26日から阿佐海岸鉄道阿佐東線との直通運転を開始。
1998年(平成10年)3月14日ダイヤ改正で、特急剣山が牟岐線および阿佐海岸鉄道阿佐東線乗り入れ開始。
1999年(平成11年)3月13日ダイヤ改正で、特急うずしおを系統分割し特急むろと運転開始。
2002年(平成14年)7月1日から阿波室戸シーサイドラインの愛称使用開始。
2005年(平成17年)7月23日に牟岐線初のトロッコ列車運転。
2007年(平成19年)10月21日に牟岐線初のリバイバル列車急行むろと号が運転された。
2008年(平成21年)3月15日ダイヤ改正で阿佐海岸鉄道阿佐東線への直通運転を中止。特急ホームエクスプレス阿南が運転開始。
2009年(平成21年)12月1日ダイヤ改正で阿佐海岸鉄道阿佐東線への直通運転を再開。
2010年(平成22年)3月13日にホーム嵩上工事完成。全線で1500・1200型気動車の運転が可能となった。
2011年(平成23年)3月12日ダイヤ改正で、特急剣山の阿佐海岸鉄道阿佐東線への直通運転が廃止された。
2014年(平成26年)3月15日ダイヤ改正で特急剣山の系統分割により、牟岐線の牟岐発着特急3往復が全て徳島発着むろとになった。
2019年(平成31年)3月16日ダイヤ改正で、パターンダイヤを導入し、徳島~阿南間で普通列車が8本増発。また、阿南~牟岐・海部間の普通列車が減便、特急むろとが1往復になり(改正前は3往復)、特急ホームエクスプレス阿南が廃止された。牟岐発着の阿佐海岸鉄道との朝2往復の相互直通運転も廃止となり、全ての列車が海部で乗り換えとなった。さらにこの減便対策として、同日から徳島バスの高速バス路線「室戸・生見・阿南 – 大阪線」のうち、阿南~甲浦間相互で乗降が可能となった。
2020年(令和2年)7月18日に阿波海南駅 – 海部駅間でDMV関連工事を行うため、牟岐~海部間を運休しバス代行輸送を開始。8月11日にJR四国が阿波海南~海部間の鉄道事業廃止届を国土交通省に提出。
9月29日に9月3日に行った四国運輸局による聴取の結果、阿波海南~海部間の廃止予定日繰り上げが認められたことから、JR四国が阿波海南~海部間の鉄道事業廃止繰上届を国土交通省に提出。
10月1日に新型コロナウイルス感染症蔓延の影響による乗客減に伴い、この日から当面の間、下り最終列車の徳島23時39分発の阿南行き普通列車が運休。
10月31日に阿波海南~海部間の鉄道事業廃止。代行バスは11月30日まで引き続き牟岐~阿波海南~海部間にてJR四国が運行。
11月1日に阿波海南信号場(阿波海南駅より変更) ~海部間が阿佐海岸鉄道阿佐東線に編入された。
12月1日にJR四国による代行バスが牟岐~阿波海南間に短縮。阿佐海岸鉄道による代行バス運行が阿波海南~海部~甲浦間で開始。
2021年(令和3年)2月1日に牟岐~阿波海南間でのバス代行輸送を終了し、列車の運転を再開。
3月13日ダイヤ改正により、運休となっていた徳島23時39分発の阿南行き普通列車が廃止となり、最終列車の時間が繰り上がったことで、当線における日付を越えて運行する列車がすべて消滅した。
2022年(令和4年)4月1日に徳島バスの高速バス室戸・生見・阿南 – 大阪線に牟岐線との並行モード連携モデルが導入され共同経営を開始、JRの有効な乗車券類で阿南~浅川間のバス利用が可能となった。