JR京都線平日朝ラッシュ時ダイヤ

225系L6編成快速大阪行き

JR京都線の平日下り朝ラッシュ時ダイヤは、大阪着7時台に特急4本、新快速3本、快速6本、普通11本が運転されている。大阪着8時台には特急3本、新快速6本、快速7本、普通15本が運転されている。特急は関空特急はるかが3本、通勤特急びわこエクスプレスが1本、特急スーパーはくと1本、特急サンダーバード1本が運転されている。7時台には前半は快速の運転が多く、新快速の運転はない。

特急びわこエクスプレス1号

特急びわこエクスプレスは米原～大阪間に1本が運転されている。停車駅は彦根、近江八幡、野洲、守山、草津、石山、大津、山科、京都、新大阪。新快速の停車駅から能登川、高槻を抜いた形になっている。京都～大阪間は28分で走っており、高槻に停車しない分もあり、データイムの新快速並みの走りとなっている。使用車両は683系9両編成で、サンダーバードの間合いのため、グリーン車も連結されている。指定席は2両で、自由席が6両の編成で、気軽に乗れる自由席主体の編成になっている。

関空特急はるか3号

関空特急はるかは新大阪着7時台に2本、8時台に2本が運転されている。関空輸送が主体の列車だが、関空特急はるか3号は草津始発、関空特急はるか9号と13号が米原始発になっており、琵琶湖線沿線から京都、新大阪、天王寺方面への通勤需要にも対応したダイヤになっている。また、1号から7号までは高槻にも停車し、高槻から関空への利便性を確保している。はるか1・3・5号は9両編成で運転されており、それ以外は6両編成で運転されている。

サンダーバード2号

特急サンダーバード2号は金沢～大阪間の運転で、湖西線内で近江今津、堅田に停車し、通勤特急の役割も果たしている。京都～大阪間は29分、堅田～大阪間は46分、近江今津～大阪間は65分となっている。

新快速西明石

新快速は大阪着7時台に3本、8時台に6本が運転されている。7時台は大阪着7時17分と44分の間がかなり間隔が開いており、その合間は特急びわこエクスプレスと快速が新快速の穴を埋めている。新快速の停車駅は京都から高槻、新大阪でデータイムと同じとなっている。7時台の3本は米原発1本、野洲発1本で、京都～大阪間は31～33分かかっている。8時台には7～8分毎で運転され、米原経由の敦賀始発2本、湖西線経由敦賀始発が1本、米原始発が2本、近江塩津始発が1本運転されている。京都～大阪間の所要時間は30～31分で、データイムよりも2～3分遅くなっている。

221系快速網干

快速は大阪着7時台に6本、8時台に7本が運転されている。京都発5時43分から8時05分までの快速は京都～高槻間でも快速運転を行う。停車駅は京都から長岡京、高槻、茨木、新大阪。京都発8時10分以降に出発する快速は京都から高槻間は各駅に停車となる。快速運転を行う電車も京都～高槻間では内側線を走行する。京都～大阪間の所要時間は36～41分で、223系、225系使用列車は、高槻～大阪間で最高速度130㎞/h運転を行う。221系と223系6000番台使用列車は最高速度は120㎞/hに抑えられている。大阪着7時台の快速は米原発4本、野洲発2本で、8時台は米原発3本、安土発2本、柘植発1本、近江舞子発1本が運転されている。近江八幡からの需要に対応した安土始発2本、草津線直通の柘植始発が1本、湖西線直通の近江舞子始発が1本運転されている。

321系普通尼崎

普通は京都発と高槻発が運転されており、ピーク時間帯の大阪着7時34分から8時44分までの間は概ね4分毎の運転となっている。半数が京都始発で、京都～高槻間でも8分毎の運転となっている。西明石行きの他に尼崎、新三田行きが運転され、朝の時間帯はJR宝塚線直通よりも尼崎折り返しが多くなっている。高槻～大阪間は28分で、着席サービスを提供している。高槻では新快速、快速で速達サービスを提供し、普通が着席サービスを提供し、並行して走る阪急京都線に対して圧倒的に優位に立つ体制となっている。普通は全て7両編成で運転されており、うち1両は終日女性専用車となっている。このため男性利用者にとっては実質6両編成となっており、車両と区間によってはかなり混雑している。

321系普通西明石行き