EF510は3電源方式の交直両用機関車EF81を置き換えるため開発された。当初6000kwの出力を誇るEF500が試作されたが、スペック過剰ということで量産に至らなかった。直流区間でもEF200が製造されたが、大量に製造するにはコストがかかり過ぎるため、コストパフォーマンスに優れたEF210が製造された。このEF210をベースに交直両用機関車が造られEF510となった。主電動機は定格565kWで、総出力は定格1時間3390kWとなっており、EF210と同等の性能を有している。制御方式はIGBT素子によるVVVFインバータ制御で、1台のインバータで1台の電動機を制御する1C1M方式を採用している。2002年に量産先行機が製造され、翌2003年から量産された。2014年2月現在23両が富山機関区に配置されている。
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