JR阪和線データイムダイヤ【2013年3月16日改正】

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JR阪和線データイムダイヤ【2013年3月16日改正】

JR阪和線のデータイムダイヤは特急を除いて15分サイクルとなっている。15分サイクルに関空紀州路快速、区間快速、普通がそれぞれ1本運転されている。これに加えて毎時1本、関空特急はるかと特急くろしおが運転されており、1時間あたり14本の運転となっている。2012年3月改正では大きな変動はなかった。現在のダイヤは2011年3月12日改正からとなっている。それ以前は20分サイクルになっており、関空紀州路快速が1本、快速が1本、普通が2本運転されるダイヤだった。2011年3月改正ではこれを改め、大阪環状線、大和路線も含めて3路線すべてを15分サイクルのダイヤとした。阪和線では関空開港時の1994年と紀州路快速運転開始となった1999年に大規模なダイヤ改正を実施しているが、2011年3月改正はそれらと肩を並べ るほどの大改正となった。

関空特急はるかは長らく30分毎の運転だったが、2011年3月改正で昼間の6往復については臨時運転に格下げとなり、2012年3月改正で正式に廃止と言う形になった。11時から16時の間が毎時1本の運転となり、それ以外は早朝深夜を除き毎時2本の運転は確保されている。

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特急くろしおは京都・新大阪~白浜、新宮間の運転で、2012年3月17日改正で愛称がくろしおに統一された。それ以前はオーシャンアロー、スーパーくろしお、くろしおの3種の愛称があった。愛称は違えど停車駅等にそれほど差異がなく、使用車両の違いで愛称名が分けられていたぐらいなので、今回の改正でくろしおに統一された。新型車両の287系の使用開始も愛称統一の要因の一つと思われる。

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関空紀州路快速は天王寺・京橋~関西空港・和歌山間の運転で、日根野で関空快速と紀州路快速が分割併合を行う形になっている。2011年3月改正で15分毎の運転となり、紀州路快速はデータイムは日根野以南各駅に停車するようになった。同改正では225系5000番台の使用も開始され、223系と混用されるようになった。2012年3月改正では阪和線内では特に変化はなかったが、大阪環状線内で普通の一部削減を受けて関空紀州路快速を代用として京橋から天王寺まで各駅停車として延長運転している。また、環状線内で福島に追加停車している。停車駅は天王寺から福島までの各駅と西九条、弁天町、大正、新今宮、天王寺、堺市、三国ヶ丘、鳳、和泉府中、東岸和田、熊取、日根野以遠の各駅となっている。

区間快速は天王寺~日根野間に15分毎に運転されている。停車駅は堺市、三国ヶ丘、鳳以遠の各駅となっており、鳳以南では各駅停車の役割を果たしている。223系、225系の4両編成が使用されている。区間快速は2011年3月改正でデータイムに新設されたが、それ以前は朝ラッシュ時や夜間の運転しかなかった。

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普通は天王寺~鳳間に15分毎の運転となっている。2011年3月改正でこの運行形態になった。それ以前は天王寺~和歌山間に毎時3本、天王寺~和泉砂川間、天王寺~日根野間、天王寺~熊取間にそれぞれ毎時1本の運転だった。紀州路快速の日根野以南各停化と区間快速の設定によりデータイムの普通は全て鳳までの運転となった。

  

鉄道コム

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