JR西日本700系7000番台は、700系0番台をベースに2000年3月11日ダイヤ改正で新設された山陽新幹線新大阪~博多間のひかりレールスター専用の車両として投入された。基本性能は700系に準じており、外観は700系とは一線を画してグレー地にフロント部や側窓廻りにダークグレーを入れ、窓下にはサニーイエローのラインが入ったオリジナル塗装となった。先頭部側面にはRailStarのロゴマークが入れられている。
車内も700系とは異なり、山陽新幹線内での運用ということもあり、指定席は先代のウエストひかりを踏襲して2-2配列となり、座席間にはには肘掛が置かれグリーン車並みの設備となっている。シートピッチはグリーン車よりも狭いが、グリーン車並みの快適性を持ったシートはサルーンシートと呼ばれている。指定席の最前部にはコンセントや大型テーブルを設置したオフィスシートも設置されている。また、8号車の一部には4人用のセミコンパートメントがが4室設置された。0系ウエストひかりからバージョンアップする形で、ひかりレールスターへと受け継がれた山陽新幹線の伝統は、九州新幹線開業後のN700系7000番台を使用するみずほやさくらにも受け継がれている。