阪急6000系【2200系と同じくワンハンドルマスコンを採用した抵抗制御車】

6006F

6006F

会社名 阪急電鉄
形式 6000系
使用線区 宝塚本線・箕面線・能勢電鉄・神戸本線・今津線・甲陽線
制御方式 抵抗制御
主電動機 直流直巻電動機定格140kW
ブレーキ 発電併用電気指令式空気ブレーキ
台車 S型ミンデンFS369・FS69
最高速度 110km/h
加速度 2.8km/h/s
減速度(通常) 3.7km/h/s
減速度(非常) 4.2km/h/s
製造初年 1980年
電気方式 直流1500V
軌間 1435mm
保安装置 ATS
座席定員 50人(定員140) 先頭車
56人(定員150) 中間車
扉枚数/座席形状 18m級3扉ロングシート
所属 平井車庫・西宮車庫
編成 8両・6両・3両・2両
既存両数 135両
製造両数 140両
製造メーカー アルナ工機

阪急6000系は1976年に登場した通勤型車両。神宝線用として登場した。電装品は5100系を踏襲する抵抗制御車で、外観は先に登場した2200系を踏襲した新しい通勤型のタイプとなった。先頭車には6300系と同様に阪急のイニシャルHマークが付けられた。5100系までは種別行き先表示は看板を使用していたが、6000系は2200系と同様に表示幕を本格的に採用した。以降表示幕方式が阪急標準となり、在来車も表示幕方式に改造されていった。

電動機出力は140KWで、宝塚線では4M4T、神戸線では6M2Tに編成された。神戸線では山陽電鉄への直通のため、6両編成に2両編成を繋げた編成も登場した。同編成には分割併合をスムーズに行うため、電気連結器を装備した。制動装置は電気指令式となった。また、マスコンとブレーキハンドルが一体になったワンハンドルマスコンを採用した。

阪急6000系編成表 8両編成 135両    
←大阪梅田 宝塚→
6000 6500 6550 6550 6550 6550 6600 6100
Mcp M T T T T Mp Mc
140(50) 150(56) 150(56) 150(56) 150(56) 150(56) 150(56) 140(50)
6000 6500 6550 6560 6570 6580 6600 6100
6001 6501 6551 6561 6571 6581 6601 6101
6002 6502 6552 6562 6572 6582 6602 6102
6003 6503 6553 6563 6573 6583 6603 6103
6004 6504 6554 6564 6574 6584 6604 6104
6005 6505 6555 6565 6575 6585 6605 6105
6006 6506 6556 6566 6576 6586 6606 6106
6008 6508 6558 6568 6578 6588 6608 6108
6011 6511 6761 6651 6661 6771 6611 6111
6012 6512 6670 6680 6750 6751 6612 6112
6013 6513 6662 6653 6663 6652 6613 6113
6015 6515 6762 6655 6665 6772 6615 6115
※ 6002Fは能勢電鉄へ移籍。特急日生エクスプレス以外は宝塚線内で運用。
6000 6500 6600 6500 6550 6770 6600 6100
Mcp M Mp M T T Mp Mc
140(50) 150(56) 150(56) 150(56) 150(56) 150(56) 150(56) 140(50)
6007 6507 6610 6510 6577 6770 6607 6107
6000 6100 6000 6500 6550 6550 6600 6100
Mcp Mc Mcp M T T Mp Mc
140(50) 140(50) 140(50) 150(56) 150(56) 150(56) 150(56) 140(50)
6024 6124 6014 6514 6654 6664 6614 6114
6000 6550 6100 6000 6550 6100    
Mcp T Mc Mcp T Mc    
140(50) 150(56) 140(50) 140(50) 150(56) 140(50)    
6025 6686 6125 6026 6676 6126    
6000 6550 6100          
Mcp T Mc          
133(50) 150(56) 133(50)          
6010 6650 6110          
6020 6660 6120          
6021 6567 6121          
6022 6587 6122          
6023 6557 6123          
6000 6100            
Mcp Mc            
140(50) 140(50)            
6016 6116            

2014年2月現在、139両が存在する。神戸線系統では今津線、甲陽線での運用が主となっている。今津南線、甲陽線でのワンマン運転対応の3両編成が5本、3両編成を2本繋げた6両編成が1本、本線増結用の2両編成が1本があり、この他に7000系編成に組み込まれた中間車2両がある。また、2200系からの形式変更車である先頭車2両も6050F編成(中間車は7000系)も存在している。3両編成は今津南線、甲陽線で運用され、6両編成は今津北線で運用されている。2両増結編成は神戸本線の平日朝ラッシュ時の10両運転用で、通勤特急、特急、通勤急行に連結される。6050F編成は普通を中心に特急、快速急行、急行、通勤急行、準急に運用される。特急は115km/h運転をする通称A特急では運用されない。
宝塚本線では8両編成14本が存在している。6002Fは能勢電譲渡編成で、日生エクスプレスを中心に、阪急線内の運用が主体となっている。6002Fの他に5編成が能勢電乗り入れ対応となっており、朝夕ラッシュ時には特急日生エクスプレスにも運用される。その他の車両は宝塚本線の急行、通勤準急、準急、普通で運用され、朝夕ラッシュ時には箕面線にも乗り入れる。

 

←梅田 三宮→
6050 7600 7500 7550 7550 7600 7500 6150
Tc Mp M T T Mp Mp Tc
140(50) 150(56) 150(56) 150(56) 150(56) 150(56) 150(56) 140(50)
6050 7616 7516 7565 7575 7605 7505 6150
※ 編成変更の上、6両編成化され今津線に転出された。
←西宮北口 宝塚→    
7000 7150 7090 7600 7500 7190    
Mcp Tc Tc Mp Mp Tc    
140(50) 140(51) 140(50) 150(56) 150(56) 140(50)    
7005 7105 7090 7605 7505 7190    

  

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