【ゆめさきがわと読む難読駅名】
山陽電鉄網干線夢前川駅は兵庫県姫路市広畑区にある。ゆめさきがわと読む難読駅名で、駅近くには製鉄記念病院広畑などがあり、駅周辺は旧新日鐵の企業城下町の一角を占めている。電車はデータイム毎時4本の運転。平日朝ラッシュ時飾磨方面7時台と8時台に各5本が運転されている。平日夕方ラッシュ時山陽網干方面18時台に5本が運転されている。夢前川駅は1940年10月15日に網干線の終着駅として開業した。同年12月23日に日鉄前までの延伸が開通し、中間駅となった。1957年9月1日に行き違い設備が設置された。
駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は18m級車両4両分ある。
ホームは築堤上にあり、上下ホーム間は地上にある連絡通路を通ることになる。
改札は1ヵ所で地上にある。無人化されており、ICカード対応の自動改札機、自動券売機、自動精算機が設置されている。
出口も1ヵ所で、北側に出られる。駅前にはロータリーがあり、タクシーなどが乗り入れている。
駅の東側には駐輪場が整備されている。東側には夢前川が流れている。
駅の南側に製鉄記念病院広畑がある。かつては新日鐵広畑の社宅などがあり、通勤客などで賑わっていたが、現在は多くがなくなり、駅利用者も減少している。
夢前川 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 979 | 527 | 452 | 53.8% |
2007年度 | 996 | 453 | 543 | 45.5% |
対07年度比 | 98.3% | 116.2% | 83.3% |
夢前川駅の2017年度1日あたりの乗車人員は979人で、うち定期利用者は527人となっている。定期比率は53.8%で、定期利用者が50%強となっている。10年前の2007年度と比較すると全体で1.7%減、定期利用者は16.2%増、定期外利用者は16.7%減となっている。