【駅前の道路の交通量は多いがひと気は少ない山中にある駅】
神鉄粟生線藍那駅は神戸市北区にある。神戸市内とは思えない山間部にある駅で、駅周辺はクルマ通りは多いものの、民家が点在するだけで、完全にローカルな駅となっている。電車はデータイムに毎時2本の運転。平日朝ラッシュ時上り鈴蘭台方面へは7時台に準急3本、普通3本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り19時台は普通が毎時4本運転されている。藍那駅は1936年12月28日に三木電気鉄道の駅として開業した。
駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は18m級車両5両分ある。現在電車は全て4両編成以下で運転されている。
西鈴蘭台から当駅までは複線で、当駅からは単線となる。
上下ホーム間には陸橋が設置されているが、エレベーターやエスカレーターの設置はなくバリアフリーに対応していない。トイレは駅構内に設置されている。
改札は1ヶ所で、上りホーム側にあり、無人化されている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機、自動精算機が設置されている。
出口も1ヶ所で、県道52号線が目の前を走っており、駅周辺は狭い。県道も2車線で、車通りは多いが、道路は狭く、駅前に駐車スペースはない。駅周辺には民家がパラパラある程度で、山間の小駅の様相となっている。
藍那 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 90 | 60 | 30 | 66.7% |
2007年度 | 79 | 44 | 36 | 55.2% |
対07年度比 | 113.8% | 137.5% | 84.6% |
藍那駅の2017年度1日あたりの乗車人員は90人で、うち定期利用者は60人となっている。定期比率は66.7%で、定期利用者が7割弱となっている。10年前の2007年度と比較すると全体で13.8%増、定期利用者は37.5%増、定期外利用者は15.4%減となっている。