【関西各駅探訪第850回】近鉄名古屋線白子駅

白子

【鈴鹿サーキットへの玄関口】

近鉄名古屋線白子駅は、三重県鈴鹿市にある。鈴鹿市の中心駅で名古屋線の乙特急が停車する。鈴鹿市の中心部は鈴鹿線の鈴鹿市駅や平田町駅付近にあるが、鈴鹿市の玄関口として特急が停車する。鈴鹿サーキットやホンダなどの企業もあり、ビジネス、観光の玄関口となるため、駅周辺にはビジネスホテルもある。昼間時には特急が毎時3本、急行が毎時3本、普通が毎時3本運転されている。平日朝ラッシュ時上り7時台には特急4本、急行6本、普通5本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り18時台には、特急4本、急行4本、普通4本が運転されている。

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白子駅は1915年9月10日に伊勢鉄道の駅として開業した。1926年9月11日に伊勢電気鉄道の駅となった。1936年9月15日に参宮急行電鉄名古屋伊勢本線の駅となった。1941年3月15日に関西急行鉄道名古屋線の駅となった。1944年6月1日に近畿日本鉄道の駅となった。1979年3月20日に橋上駅舎化された。2007年4月1日からICカードの使用が可能となった。

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駅構内はホーム2面4線で、ホーム有効長は21m級車両8両分ある。急行は最大6両編成だが、特急は最大8両編成で運転されている。

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ホームから改札階へはエレベータ、上りエスカレータが設置されている。

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改札は有人改札でICカード対応の自動改札機と自動券売機、自動精算機が設置されている。

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特急停車駅ということもあり、特急券販売窓口、特急券自動券売機が設置されている。

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出口は2ヶ所で、北口にロータリーがある。

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北口は鈴鹿サーキットなど鈴鹿市中心部への玄関口で、路線バスが数多く設定されており、タクシーも待機している。

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F1の聖地鈴鹿サーキットの最寄駅ということもあり、鈴鹿関係のオブジェなどが駅前にあり、観戦に訪れるファンの目を楽しませてくれる。

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南口は小さな車止めがあるが、駅周辺は狭く、住宅地が広がっている。

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南口からもコミュティティバスが発着している。

白子 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2017年度 8,580 5,476 3,104 63.8%
2007年度 7,484 4,437 3,047 59.3%
対07年度比 114.6% 123.4% 101.9%  

白子駅の2017年度1日あたりの乗車人員は8,580人で、うち定期利用者が5,476人となっている。定期比率は63.8%で、定期利用者が6割以上を占めている。10年前の2007年度と比較すると全体で14.6%増、定期利用者は23.4%増、定期外利用者は1.9%増となっている。

  

鉄道コム

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